花鳥風月記

流れる水に文字を書く

愚短想 番外編 仁王門湯@大須観音

街歩きでは、そこかしこの銭湯にもお邪魔する。

大抵のところは、小さな石鹸などもあるので、

手ぶらで入れる。

 

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大須観音の一角にも、昔ながらの銭湯があった。

「におうもん」とあるが、臭いわけではない(笑)。

普通の銭湯なので、400円ちょっとで入れる。

タオルはバスタオルがないので、2枚貸してくれた。

 

大抵の熱い湯には慣れているはずだが、

こちらの熱い湯は無理だった。

疲れに聞きそうな「電気風呂」は

片足突っ込んだだけで、罰ゲームの予感がした。

 

う~む、これを楽しみにできるのは

きっと人生の達人の領域なのだろうな、と思った。

 

懐かしの小銭ドライヤーで髪を乾かし、

番台さんに最寄り駅を聞いて、

夜風に当たりつつ、道を歩く。

 

愚短想 味噌煮込みうどん たから@大須観音

あいちトリエンナーレの抽選で時間を取られ、

観光らしい観光をせず、近隣を散歩。

大須観音は、門前町秋葉原と大阪の日本橋

足したような街なので、歩いていて面白い。

 

にしても、お腹が空いていたので、

名古屋飯の「味噌煮込みうどん」を食べることにした。

開店と同時に入る。

 

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こちらの店は、寿司屋さんもやっているようで、

お互いのメニューが行き来できるようだ。

 

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定番の味噌煮込みうどん。

土鍋にぐつぐつと煮込まれて出てきた。

甘さというより濃さが印象深い。

体中が温まる。

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シメのごはんを投入。

なるほど、甘さを抑えているから、

シメのごはんが良い感じになるのか。

 

お腹が満たされて、再び街歩きをする。

 

愚短想 番外編 鶏 尾張三和@栄地下

あいちトリエンナーレの抽選待ちの食事。

地下街には様々な店があって、

いわゆる「どこにでもあるチェーン店風」が多くはない。

昔からある地下街だからなのかもしれない

 

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名古屋飯といえば、名古屋コーチン

そんな親子丼を食べようと…。

 

その名のとおり、名古屋コーチン親子丼を食べる。

おつゆがわりの鶏スープも付く。

付け合わせで南高梅か鶏団子が選べ、鶏団子をチョイス。

 

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言うまでもなく、鶏肉は柔らかく、味は良い。

想像していたとおり、分量はまあ、それなりの控えめサイズ。

 

それよりも、印象が強かったのは、

最初に出たお茶が美味しかったこと。

メニューが「鉄板」過ぎて、

かえってこっちの方が記憶に強い(笑)…。

 

愚短想 番外編 矢場とん@栄セントライズ店

名古屋めしといえば、味噌カツ

矢場とんは名古屋各地にあるようだが、

本店は混んでいるかと思い、

夕方の人出の少なくなったビル地下の店を狙う。

 

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狙いは当たったようで、

客は多かったが、待たずに入れた。

 

いろいろ種類はあったようだが、

一番人気の「わらじとんかつ定食」にする。

ソースと味噌の2種類の味が楽しめる。

もつ煮も付いてきたので、同系統の味が増えた。

 

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とんかつに二種類の味、となれば

当然ごはんのかっこみ量が増えるのは

自然の成り行き。おかわりもする。

 

生ビール・ごはん二杯が相手しても、

とんかつは余った。

 

お代は2,500円。

値段以上の満足感があった…。

 

愚短想 番外編 ガロンコーヒーNHK名古屋放送局地下

あいちトリエンナーレの会場の隣に

NHKの名古屋放送局がある。

地下の通路では栄の街自体がつながっているので、

当たらない抽選会の合間に行く。

 

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既にランチタイムが過ぎていて、

店内に客はほとんどいなかった。

奥のテーブル席に座る。

 

禁煙だったと思うが、昔からの

紫煙の痕が醸し出す匂いは感じる。

 

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茶店ならではのオムライスを注文。

ツイッターなどのSNSに投稿すると

50円引きとのことで、やってみた。

 

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個人的には、サイズは軽食。

その方が、後の活動がしやすい。

 

サッと食べてから、

また当たらない抽選会へ行く。

 

愚短想 番外編 喫茶リヨン@名古屋駅前

ホテルにも約千円の朝食バイキングはある。

しかし、名古屋に来たからにはモーニングだろう、と

24時間チケットを利用して名古屋駅前の喫茶リヨンに行く。

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時間的には出勤時間なので、サラリーマンの大群とは異色の

ジャージに綿パンというスタイル、おまけに足元はボア付きクロックス

という出で立ちで向かう。

 

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この店の素晴らしいところは「一日中モーニングサービス」。

もっとも、閉店時間は早めだが、昼行ってもモーニングが頂ける。

モーニングにも種類があるようだが、迷わず「小倉あん」にする

この店のサンドイッチは鉄板でプレスするので、あぜ道のような跡がつく。

 

ホームメイドというか、確実に家でも作られそうな

素朴な小倉トーストをいただく。

若干紫煙が気になるが、お勤めの方の息抜きなのだから

仕方がない。

 

サラリーマンが織り成す大河を遡上するように

宿に戻る。

 

愚短想 番外編 コメダ珈琲店@名古屋栄

味仙で辛い思いをした後、

バランスをとるために甘物を食べよう、と…。

 

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コメダ珈琲店は地元にはないが、

行く先で見つけたら、度々入る。

 

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少し驚いたのは、店員さんが全て外国の方、ということ。

界隈のコンビニもことごとく、そうであった。

 

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時間は数分過ぎていたが、

シロノワールとコーヒーのセットを用意してくれた。

ソフトクリームのひんやりと、

パイの暖かく乾いた生地のコントラスト。

そして溶けていくごとに生地がしっとりする。

そんな時間差攻撃と甘さを受けながら、

味仙での辛さを忘れる。

 

時間はほどほどに、店を出て、宿に向かう。