花鳥風月記

流れる水に文字を書く

2009-09-01から1ヶ月間の記事一覧

愚短想 番外編 パティスリー ジャック@博多

食い物めぐりのシメで、三輪休雪展のあと、寄ってみる。 ジャックというのは「jacques」とやや覚えづらい。 フランスの名店で修行したパティシエのお店、とのこと。 モンブランを食べてみる。480円。 決して甘ったるくない、程よさがうれしい。 若干、カップ…

三輪休雪展

福岡三越にて。 こちらも、東京で見られなかった展示。 運良く初日に観る事が出来た。 「陶 愛と死の融合 十二代 三輪休雪展」との銘のとおり、 陶器で愛と死といったものを表現するという画期的なもの。 休雪とは、萩の窯元における「家元」のような名称だ…

福岡アジア美術トリエンナーレ2009

福岡アジア美術館にて。3年に1度行われ、第4回とのこと。 博多は、東京よりもアジア圏に距離が近いとあって、 今回の美術展は、アジアのアーチストに焦点を当てた展示だった。 現代芸術が持つ、様々な政治的なメッセージを 「芸術」という手段でいかんな…

愚短想 番外編 麺劇場 玄瑛@博多

秀ちゃんらーめんに行った後、この店を目指す。 旅行ガイドブックでの評判は高く、ちょうど歩いていける距離と思った。 しかし、慣れない土地では得てして方向音痴になるもの。 けっこう彷徨って店先に到着。 他店と違うところは、派手な店造りではなく、 ト…

愚短想 番外編 秀ちゃんラーメン@博多

せっかく博多に来たのだから、王道のとんこつこってりを食べようと…。 赤坂駅から歩くも、当初、逆方向を歩いてしまう。 コンビニ裏、とやや分かりにくい立地ながらも、お客は結構入っている。 カウンターの上部にびっしりと芸能人のサインが並ぶ。 見慣れな…

阿修羅展

九州国立博物館にて。 東京では大変な人ごみ、とのことで敬遠していたが、 たまたま旅行の際、博多で実施中、とのことで、 太宰府天満宮に行ったあとに寄る。 九州だから東京より空いている、と思ったのが甘かった…。 長蛇の列は、「動く歩道」すら止めてい…

愚短想 番外編 屋台ラーメン@博多中洲

何軒か並んでいるところの、 比較的空いているところで待つ。 名前を忘れた。 屋台の向かい側に椅子が並び、そこで待つ。 飲み物は、たまたまあったということで、 赤霧島を飲む。700円。いい値段だ。 程なく席が空き、カウンターに着いてから 焼きラーメン…

愚短想 番外編 一風堂@博多・大名本店

3年前にも訪れたことがある。 近くにもう一軒あるが、観光客はこちらの店の方が多いと思う。 やはりここにしかないメニュー「本店かさね味」を頼む。 最初に出た麺は中太麺。 決して量は多くはなかったが、ライス・餃子も付けていたので、適量だと思った。 …

伊藤千尋トークショー奇聞総解2009年9月20日@狛江 森の泉会館

前日、23時半の帰宅時に、常連のIさんより電話があったとのことで、 かけ直してみると、明日あるよ、とのこと。 パソコンのデータが壊れ、ハガキが送れなかったとのこと。 昨年の1月以来。今回は、15日に伊藤さんの定年退職となった記念、ということで…

愚短想 番外編 博多の夜、そして東京へ

博多の夜の定番は、屋台のラーメンだろう、ということで、一軒寄る。 実はこの日2杯目。 ちょっと脂度数が高くなり、丁度中洲川端方面を歩いた時に 果物屋を発見。棒パインを買う。 あまりに美味くて、引き返しておかわりをする。 中洲川端のアーケードは、…

愚短想 番外編 長崎から博多へ

3日目は、博多へ移動した。 長崎は、空港までが遠いことと、意外と羽田までの金額が高いことがネックだった。 それならば、時間や値段に幅広い福岡・博多に移動しようと思った。 バス交通網が発達して、金額も安い。 今回も、直行便2時間、2,500円で、移動…

愚短想 番外編 長崎2日目その3

軍艦島クルーズを終えてから、路面電車に乗り、 大浦天主堂へ足を伸ばす。 途中、お腹が空いたので、角煮まんじゅうを食べる。 もはや長崎名物というより、コンビニでも売っているため、 あまり感慨が沸かなかった。 大浦天主堂は、日本最古の木造教会のため…

愚短想 番外編 長崎2日目その2

浦上から、路面電車に乗り、出島へと行く。 少し時間があったので、船着場やデッキを歩く。 大きな錨があった。 軍艦島クルーズに、ツアー客もいた。 ただ、高齢の方もいて、その方々は上陸せず、船内待機の様子。 島には水道・トイレ・自販機がない、とのこ…

愚短想 番外編 長崎2日目その1

2日目のメインは、軍艦島だが、出航は13時40分と時間があったので、 午前中は市内観光をすることにした。 路面電車の1日乗車券を購入。500円。 路面電車は1回につき100円と大変良心的だが、 10月から120円に値上げするらしい。 缶ジュースが100円から110円…

愚短想 番外編 長崎1日目その3

眼鏡橋は以前も行ったことがあったが、 その横から川べりに降りられることは初めて知った。 川面を良く見ると、立派な鯉が泳いでいた。 それを見やりつつ、また通りに戻り、お茶を飲むことにする。 アンティークな雰囲気の喫茶店「南蛮茶屋」に入る。 薄暗い…

愚短想 番外編 長崎1日目その2

「長崎さるく」という言葉を良く聞いた。 市内を歩いて回るコースが数多く設定されているようだ。 来年のNHKの大河ドラマで坂本龍馬を扱うことから、 結構大々的な宣伝もあるようだ。 どの位歩けるか見当がつかなかったので、 とりあえず行けるとこまで行く…

愚短想 番外編 長崎1日目その1

今回の旅の特徴は、飛行機のチケットから宿泊まで、 すべてネットで行ったことだった。 なんとか1週間前の特典を使いながら、 宿も最安値を狙いながら選んだ。 長崎は、記憶をたどると、13年ぶりだった。 朝8時20分に羽田を発ち、10時過ぎには長崎に着く。 …

愚短想 番外編 「軍艦島・軍艦巻き」までの道のり

今回の旅のテーマは「軍艦島の軍艦巻き」だった。 そんなしょうもないことを思い立って、まずは材料を仕入れる。 浅草・合羽橋にて、寿司のサンプルを探す。 冷夏の9月でありながら、夏の日差しが厳しかった日、何件か見てみる。 途中、テレビの撮影が入っ…

長崎も軍艦島も博多も東京も天気が良かった。

長崎では、2日で、出島、坂本龍馬を追いかけ、 天主堂2つ、原爆資料館、軍艦島、 トルコライス2回、飲み食いもろもろ…。 博多では、2日でラーメン4杯、美術展3箇所、 その他、飲み食いもろもろ…。 とにかく歩いた・そして暑かった4日間だった。 きっ…

博多は今日は晴れだった。

太宰府にある九州国立博物館にて。 東京で見損ねた阿修羅展を見る。 平日というのに長蛇の列。 2時間近く待つ。 本物は意外と小さめ。でも見られて良かった。

長崎は今日も晴れだった2

軍艦島の軍艦巻き。

長崎は今日も晴れだった

軍艦島と軍艦巻き。

愚短想(162) 13番目の男

88ある星座の中で12しかなく、 黄道に位置することで太陽の光を燦々と浴びている。 しかし、13番目が存在した。 まさか、聖域(サンクチュアリ)が浅草・合羽橋にあり、 その守護星座が「河童」とは…。 「カッ、パ!」(中井貴一風に…古い) 黄金聖闘士か…

愚短想 番外編 純連@高田馬場

前回行ったのが、2002年か3年くらいだと思うので、 久しぶりということになる。 行列もできる人気店だったと思うが、夕方だったためか、 2組くらいしかいなかった。 もっとも、お店のつくりはカウンターの席が少なめで、 厨房に不思議な奥行きがある。やや…

愚短想(161) 王子出現!

東京メトロのマナー広告は、見るたびに ちょっとしたコミカルな部分も感じつつ、「そうそう」と思うが、 そういったことはそうそうにありえるか、思ったりする。 今回のポスターは、つり革を「つり輪」に見立てたものだが、 この部員、ちょっと見覚えが…。 …

愚短想 番外編 こめらく@東京駅

東京駅地下ではあるが、 正確にはグラントウキョウサウスタワー地下にある。 大手町から、食べ物を求め、地下をうろつく。 ラーメンストリートは、相変わらずの行列のためスルー、 珉珉にしようかとも思ったが、いろいろありそうなこの店に入ってみる。 休日…

大嶋啓介 『てっぺん!の朝礼』

数年前に、ここの朝礼をテレビの特集で見てから、気になっていた。 研修で使う本の購入で、9店ほど、本屋を駆けずり回り、 たまたま東京駅の丸善で、講演会がらみの大セールがあり、 買って読むことにした。 2年前に出て、12刷りなので、結構売れている…

伊藤美樹・西出博子 『お仕事のマナーとコツ』

急な話で、研修で話をすることになった。持ち時間90分…。 詳細はここでは避けるが、2連休の直後、ということで、 この連休のあいだにネタを考えなければならなかった。 8月はお盆もなしで、やっと2度目の連休だというのに すべての楽しみがフイになってし…

伊坂幸太郎 『あるキング』

仙醍キングスというプロ野球弱小チームに心酔する夫婦が 息子「王求(おうく)」の誕生をきっかけに、 破天荒な人生へと子どもを誘(いざな)っていく。 王求は、まさに魔法がかったような人生を歩む。 野球小説というには、あまりにもその枠が小さい。 むしろ、…

エル・カンタンテ

銀座のシネスイッチにて。 1ヶ月くらい経っているせいか、客足はイマイチ。 “サルサの声”と評されるエクトル・ラボーの栄光と挫折を その妻プチのインタビューと回想によって、ストーリーが綴られる。 ニューヨリカン(ニューヨークのプエルトリカン)魂を大…