花鳥風月記

流れる水に文字を書く

2010-02-01から1ヶ月間の記事一覧

愚短想 番外編 ひるがお@東京駅ラーメンストリート

六厘舎の行列を尻目に数人が並ぶこの店を選ぶ。 これで4店中3店に入る。 券売機を見て意外だったのが、ホッピーを売っていたこと。 この回転率の高い空間で、ホッピーを愉しむ度胸があるのだろうか…。 きっとチャンスは日曜日の夜くらいだろうか…。 つけ麺…

愚短想(192) オリンピック居酒屋

いらっしゃい。お一人様ですね。こちらにどうぞ。 注文をとる前にいっておかなきゃならないのは、 ウチは「レバ」と「タラ」はありゃあせんぜ。 「もし、あのジャンプが決まレバ」とか 「もし、あの人が転倒しタラ」とかお考えのご仁は、 他に行って、せいぜ…

愚短想 番外編 石庫門@高田馬場

「せっこもん」と読むらしい。 稲門ビルの地下1階にある。 昔、ここには庶民的なお店が何件もあり、 そのいくつかはお世話になった。 いつの間にか、この店のような、ややリッチな感覚の店が入っていたのは意外だった。 店内は、往時のいくつかの店を繋ぎ合…

愚短想 番外編 ごっぱち@高田馬場

先日、昼食の外食時に、「沖縄そば」の幟(のぼり)が気になった。 あいにく店は週末ランチなしだったが、週明けに入ってみる。 「ごっぱち」の由来は、沖縄にある国道58号線、とのこと。 沖縄そばを、と思ったが、入口にあった本日のメニューの 「島どうふの…

kotobuki2010

寿[kotobuki]の旧正月ライブに行った際に購入。 25周年のアルバムで、エレクトリック・バンド時代のリメイクや 当時の音源も収録されている。 以前、といっても1996年だが、1週間程、沖縄を旅行した際に、 寿のエレクトリック・バンド時代のCDを探したこと…

愚短想 番外編 烏骨鶏かすてら

自分の部屋には、エアコンがなく、電気ストーブで暖をとる。 したがって自室にいない時はこの時期けっこう冷えている。 居間でエアコンを使うとそのストーブも遠慮している時もある。 そのせいか、よくパンなどの保管場所にしておかれることが多い。 このカ…

愚短想 番外編 横浜家系 壱伍家@西葛西

駅ガード下にあった「勝龍軒」のあとに開店した。 博多とんこつから横浜家系へ。 まあ、脂っこさは増した感じがある。 居抜きで使っているので、この時期は寒い。 早番で9時までの仕事で、身体も芯まで冷えたので、食べる。 醤油らーめん680円。やや高め。 …

愚短想 番外編 バインミー新潮流@高田馬場

試行錯誤の続くバインミー@高田馬場。 休日や営業時間、そして商品設定など、 さまざまな「改革」に取り組んでいる模様。 そんな中、ミニサイズのバインミーが登場。 1個300円。まあ、許容範囲? 個人的には、500円でハーフ&ハーフが良かったが…。 これな…

日本国憲法百景・再び (14)

平等であって、…差別されない。 十四条のこの条文を見るたび、悲しい気持ちがこみ上げてくる。 つまりは、そうでないからだ。 そうでないから、書いてある。決めてある。 平等でないこと、差別されることは、 人間が作り出す社会のなかで常に存在するもので…

愚短想 番外編 銀座たい焼き櫻屋@東京駅

先月末、お店を見つけた。 その時は2月開店へのリハーサル、ということで買えず。 1日の開店から一息ついたようなので行ってみる。 銀座に有名なたい焼き屋があるとは知らなかった。 東京駅に出て、初めて有名だった、という逆説的な印象。 最近の「白焼き…

愚短想 番外編 麺屋武蔵 武骨外伝@渋谷

寒さと空腹を抱えて、渋谷に立つ。 あったかいものと、こってりしたものを急に欲して この店に行く。 券売機の魔力は、自然と左隅のボタンに手がかかってしまうことにある。 おすすめになっていた、「外伝つけそば」を頼む。1,000円。 麺は反射神経で、「大…

愚短想 番外編 六厘舎 コンビニつけめん

セブンイレブンで期間限定発売。 498円。763キロカロリー。 カップラーメンで、有名ラーメン店の味を再現、というのは良く聞いたが、 今度は、コンビニが独自にやっている。(もう何度かやっているのかもしれないが…) それだけコンビニがブランド力を持…

愚短想 番外編 にくまき本舗@新大久保

新大久保のアートコートでライブを見たあと、空腹だった。 時間は9時をまわっている。 道には、夥しい数の飲食店があり、 立ち食いOKそうなコリアンソウルフードもあった。 しかし、そこにはまるとブレーキが効かないと感じ、 かつてテレビでも話題となっ…

寿[kotobuki] 旧正月ライブ2010

新大久保の労音会館(アートコート)にて。 ここで佐渡山豊のライブを見たのはもう10年前くらいか…。 久々なので道が分からなかったが地図を頼りにつく。 2月14日はバレンタインデーであったが、旧正月でもあった。 寿[kotobuki]は例年、旧正月ライブをやって…

1000回御礼

「人間の最大の武器は何だか知っているか」 「さあ」青柳雅春はハンバーガーに噛み付き、聞き返した。 「習慣と信頼だ」 ―――伊坂幸太郎『ゴールデンスランバー』 2007年4月17日(火)から始めたこのブログも1000回目を迎えた。 2007年8月末から、中断の予告と…

愚短想(191) 100円ラーメンの重み

職場の近くの西友で、100円ラーメンなるものが売っていた。 昨今の経済不況で、コンビニ弁当よりも安いスーパーの惣菜弁当が注目され、 いまや298円でハンバーグ弁当が食べられるようになった。 ※そのかわり、その弁当のコメは不味い…。 そして、100円ラーメ…

森田浩之 「メディアスポーツ解体」(NHKブックス)

スポーツとマスメディアの関係を明確な分析によって、その不穏な背景を指摘する。 スポーツを語る際、とかく記憶や印象に偏りがちになりそうなものを、 データや文献を豊富に使い、「裏付け」をしっかり行った上で論じている。 スポーツを扱うメディアやそれ…

愚短想 番外編 純喫茶とトアルコトラジャの誘惑

先日、両親と砂町銀座へ行く前に、西葛西でお茶をした。 普段なら、ドトールに行くところだが、週末だったので、 きっとタバコくさいだろう、ということで、 駅前ビル2階にあるミールという喫茶店に行く。 実は、ドトールは昨年店内改装したので、機能的に…

愚短想 番外編 鬼も懲りないのか

年中行事とは、要は同じ事を繰り返すものだ。 例えば、節分であれば、鬼に節分豆をぶつけるのは当たり前になっているが、 いい加減、鬼も何百年もやれば懲りるんじゃないか、と思ったりする。 そう、懲りないつながりになるのだが、遅い昼飯(夕方)で、 また…

愚短想 番外編 海幸@砂町銀座

午後6時から並ぶ。 テーブルとカウンターで待つ順が変わる。 テーブルにこだわったら、1時間待たされる。 結果的には、お店に40分程度もいなかったので、 カウンターの方が賢明かもしれない。 ちなみにテーブルは6席しかない。 砂町銀座では有名な魚屋…

インビクタス

有楽町マリオンにある丸の内ピカデリーにて。 同時代性を共有することが、映画になる、というのも感慨深い。 勿論、その歴史のひとコマは、新聞やテレビのニュースでしか接点はない。 しかし、ネルソン・マンデラは間違いなく、同時代性のなかでの「偉人」だ…

愚短想(190) 砂町での銀ブラ

たまたま土曜日が休みの時に、親に誘われ砂町銀座に行った。 東西線を使う生活ばかりだったので、 バスのアクセスの良い砂町銀座は恐らく初めてだと思う。 北砂二丁目から降りて、すぐ目に入ったのは、寿司屋の「海幸」の行列。 夕方5時だったので、「魚勝…

ゴールデンスランバー

伊坂幸太郎の人気小説の映画化。 「フィッシュストーリー」でも映画化した中村義洋監督なので、 どういう作品になるのだろう、と思って観に行く。 結果、良かった。 複雑なストーリーをどう、取捨選択をするのかが、大きな課題だったと思う。 のっけのシーン…

おとうと

1日のサービスデーで、舞浜のイクスピアリにて。 「おとうと」という題で思い出すのは、 郷ひろみと浅茅陽子の映画の記憶がかすかにある。 何か映画の二本立ての一本だったと思う。 調べてみると、1974年の映画で、 その映画は市川崑監督が1960年に作ったも…

愚短想 番外編 二代目けいすけ海老そば外伝@東京駅ラーメンストリート

ラーメンストリートの中で、気になる店だった。 確かに六厘舎に比べると、他店の勢いは劣るのかもしれない。 海老の匂いがどことなく食欲を誘い入ってみる。 券売機でチケットを買うと、入口で店員が待機していて、 席を案内される。既にお冷も置いてある。 …

内藤ルネ展

大丸アートミュージアムにて。 去年行った「東京国際ブックフェア」でもその絵が気になっていたので、 ちょっと違うかも、と思いつつも行ってみた。 “日本のカワイイは内藤ルネからはじまった”ということらしく、 ギャラリーは女性ばかり。完全「アウェー」…

愚短想 番外編 十徳決戦

新宿で日本酒を飲もうとなれば、すぐに思い出す店。 そこで再会を誓うなら、どことなく浮かぶ言葉は「十徳決戦」。 開店の4時に入店。当然、貸切状態。 まずはビールで乾杯。 そこから日本酒に。500円前後の設定なので分かりやすい。 思い出すままに書き…

愚短想 番外編 【山手線】高田馬場から新宿へ

新宿に飲みに行くことになった。 しかし、15時過ぎからやっている店はそうそうなく、 せっかくだから開店の16時に合うように 高田馬場から徒歩にて新宿まで歩くことにする。 かつて高田馬場から新宿に歩いたのは、 大学入試に落ちた時の事だから、もう20年…