花鳥風月記

流れる水に文字を書く

1000回御礼

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「人間の最大の武器は何だか知っているか」
「さあ」青柳雅春はハンバーガーに噛み付き、聞き返した。
「習慣と信頼だ」
―――伊坂幸太郎ゴールデンスランバー


2007年4月17日(火)から始めたこのブログも1000回目を迎えた。
2007年8月末から、中断の予告という「予防線」を張りながらも
毎日更新“してしまった”。

きっかけは、大学時代の友人に誘われてのことだった。
酒の席と同じように、基本「業務外」の話題にしている。
それで1000回続いたのだから、いまでいう「リア充」なのかもしれない。
確かに休日は、家でゴロゴロしなくなり、外に出るようになった。

「仕事をちゃんとしているのか」という怪訝な見方もあるかもしれない。
「ちゃんと」の加減は個人差があるので何とも言えないが、
「イイ加減」で仕事はしている。

こうなってくると、いつまで続くのだろう、というのが、自分でも分からなくなる。
「日記」のように、目に見える紙束があるわけではなく、
0と1の集積体の空間に漂っている実体のないエクリチュールと思えば虚しさもある。

しかし、「流れる水に文字を書く」というのも風流で良いかなあ、と思ったりする。
ちなみにこの言葉は、武田鉄矢海援隊の唄「二流の人」からとった。
http://music.goo.ne.jp/lyric/LYRUTND31535/index.html

惰性から習性へ。
これからも、良い意味で「適当に」「イイ加減」で続けていくだろう。