花鳥風月記

流れる水に文字を書く

2011-01-01から1年間の記事一覧

愚短想 番外編 たぬきや@西小山

十四代の抽選販売を狙いに、 終業後、高田馬場から目黒経由で西小山へ。 ここ最近のクジ運の下降線を気にせず、チャレンジと思い、 酒屋へいったら、すでに完売。 バカヤロー!(お店のブログ風) やむなく、ちょっと一杯飲んで、と思ったが、 先日行った三…

Eddy Grant 「Romancing The Stone」

Romancing The Stone - Eddy Grant (HQ Audio) 高校生の時だから、もう四半世紀も前のこと。 FM放送を録音する、いわゆる「エア・チェック」をしていた。 もうエア・チェックという言葉すら、死語だろう。 確か、FM放送番組で流す音楽リストが雑誌にもあ…

愚短想 番外編 じとっこ組合@池袋

宮崎県日南市のじとっこ組合。 じとっことは「地頭鶏」という漢字があたるらしい。 駅前の程近い場所の地下を降りてゆく。 コース料理だった。 「地頭鶏の胸たたき葱まみれ」なんかその一つ一つの所作に 物悲しいシーンが浮かぶが、歯ごたえが非常に良かった…

愚短想 番外編 無双@門前仲町

魚三で飲んだ後の、だんだん恒例化している 「いけないシメ」でラーメン屋をさがす。 最後まで入るのをためらっていた、この店に入る。 肉つけ麺、600円弱だったか…。 ライスのサービスを聞かれ、迷わずイエス、と言ってしまう…。 麺・肉・ごはん。 スラ…

愚短想 番外編 たい焼き受難? 神田達磨たい焼き@東京八重洲口

日本橋の丸善によってから、東京駅へ向かう。 その途中で、たい焼き屋を発見。 ここの特徴は、四角に囲う羽根が付いている。 一つ買って食べてみる。 羽根は、ちょっと余計な感じもしたが、 アンコは至極上品。まずまずの出来。 しかし、貼り紙をみたら、1…

愚短想 番外編 鶏人間コンテスト@新橋竜馬

有楽町から新橋まで歩く。 線路沿いの道すがら、阿藤快とすれ違う。 ま、ラッキーともなんとも…。 竜馬に行くのは、今年はラストになるだろう。 カウンターには、若い兄ちゃんから、 いつの間にか壮年期の人に変わってた。 いつも通りのポテコンと焼き鳥。 …

愚短想 番外編 脂の乗り心地@門前仲町 魚三酒場

早番で残業が続く。 疲れたら、飲まないとやっていけない、という強迫観念があり、 おまけに寒気もしたので、民間療法として、 門前仲町の魚三酒場に行けばよいと、 そして熱燗をグッといって、熱い風呂に入って 布団に潜り込めば完璧、と思った。 いつもど…

愚短想 番外編 千寿司@西葛西

日曜日の仕事のあと、駅前で何か食べようと思い、 日曜半額のこの店のことを思い出して、入ってみた。 きっと西葛西在住20余年にして、初めて入ったのではなかろうか。 回らない寿司は久しぶりだなあ、と思い値段をチェックしながら注文。 普通に、いくら…

愚短想 番外編 不戦敗

勝負すら、させてもらえず…。

愚短想 番外編 ヨシベー@西葛西

以前は、お好み焼き屋だったような場所にラーメン屋ができていた。 最寄りの駅ながら、あまり通らない道。 昭和チックなイメージを大事にしているようである。 どことなく煤けている外観。店内には、昔懐かしいホーローの看板がある。 昭和といえば、まちが…

愚短想 番外編 麺達うま家 吟@高田馬場

C&Cカレーの跡地に10月開店予定が12月までずれ込んだらしい。 たまに見かけると、まだ準備中、という感じで、 おまけに横っちょの電飾看板が裏返ったままなので、 もう開かないのかな、とも思ったが、ようやく開店。 この通りも、不景気の影響もある…

日本国憲法百景・再び (44)

信条 ムバラク・カダフィ・金正日と独裁者が 今年相次いでその座から去った。 1989年を彷彿とさせる。 対照的に、日本では、石原・橋下と どことなく逆行しているような感じがする。 1989年の時は、確かに一度自民党政権からの 政権交代がなったが、…

愚短想 番外編 釧路食堂ザンギ@高田馬場

職場の至近距離にあり、行くに行けなかった店。 22時に仕事が終わり、みつぼではちょっと遅いかと思い、 手ごろな立ち飲みの店と思い、入る。 ザンギは、北海道でいう「鶏のから揚げ」のこと。 「臨死!!江古田ちゃん」で知りました(笑)。 前は、「せんみ…

愚短想 番外編 末廣ラーメン本舗@高田馬場

みつぼで肉(食)欲が満たされたあと、 ここ最近お悩みの「いけないシメの一杯」が…。 高田馬場は誘惑が多すぎる。 とりあえず今までに行ったことがない店に、と思い、 早稲田方面に歩く。 このあたりの街並みも変わりつつあり、 雑居ビルのような並びは工事…

愚短想(247) 応用自在

原発冷温停止を宣言するための協議に入りました。

愚短想 番外編 肉(食)欲を満たす みつぼ@高田馬場

そういえばここのところ、ジュージュー焼いた肉を食べていない気がして、 無性にかぶりつきたい欲望に駆られた。 しかし一人飲みはしょっちゅうだが、「ひとり焼肉」は やったことがないので、あいだをとって、「ひとりみつぼ」にした。 焼いてくれえ、レバ…

やがて来たる者へ

岩波ホールにて。 第二次世界大戦末期にイタリアの山村で起きた ナチスによるパルチザン掃討作戦による住民虐殺事件 「マルザボットの虐殺」を題材にした映画。 生まれたばかりの弟を、その腕の中で亡くして言葉を失った 8歳の少女マルティーナ。彼女を取り…

愚短想 番外編 讃岐製麺 麦まる@東京駅地下街

新宿駅ベルクでギネスを飲んだ後、 東京駅で地下鉄に乗り換え。 せっかくなので地下街で寄り道。 東京ラーメンストリートは、お上りさんで一杯。 くじら軒でも良かったが、開店したばかり(であろう)店に入ってみる。 普段は、「早い・汚い(臭い)・美味い…

愚短想 番外編 昭和食堂@秋葉原

秋葉原で買い出し。 ラーメンでない、栄養・燃料補給先をさがして、立ち寄る。 森重久彌のポスターが出迎える地下の店は、 昭和のイメージを意識した、現代的なつくり。 店内では、秋葉原を背負う?文化系若者が、どんぶりめしをかきこんでいた。 入口の看板…

愚短想 番外編 麺屋武蔵 武骨外伝@渋谷

渋谷で映画を観て、富士屋本店で立ち飲みをしたあと、 またもや「いけないシメの一杯」欲が出た。 今回は、うどんか何かでわが身をごまかそうとしたが、 足が勝手に、あの狭い路地に向かってしまった。 さすがに、具だくさんを避けて、濃厚つけ麺を注文。 ひ…

愚短想 番外編 辛味三十郎@門前仲町

魚三酒場で飲んだ後、 「いけないシメの一杯」欲にかられることがある。 門前仲町もラーメン店はいろいろあるが、 あまり有名でなさそうな店を探す。 その日は雨足も強くなりつつあり、 客はほとんどいなかった。 寒いこともあったので、三十郎味噌らーめん…

愚短想 番外編 ウェルカム!熱燗@門前仲町 魚三酒場

寒い季節がやってくると、魚三に行きたくなる。 熱燗180円。いまやコーヒーショップだってそれより高い。 あら煮50円。そう、230円で人は幸せになれる。 (もちろん、それだけだと店の人にはおこられそうだが…笑) 基本、まぐろ刺しか中落ち、揚げ物はアジフ…

筆致俳句 (31)

おおやけの きもちないから はじとなる (公の 気持ちないから 恥となる) オフレコの記者懇談会(酒席でもあったらしい)で、 沖縄の普天間基地の辺野古への県内移設を「犯す」と発言した 田中聡・沖縄防衛局長が更迭された。 状況は様々語られ、判明してい…

愚短想(246) ケータイ考

携帯電話を変えなければならない。 現在使用しているのが、auのMEDIA SKIN。 2006年くらいから使っているので、5年は使っている。 初めて買った携帯で、新規は0円という大らかな時期だった。 いまだ十分にその機能を使いこなせていないと思う。 ワンセグが…

原研哉 『日本のデザイン』

(以下は柏木博『デザインの教科書』で書いた文章の焼き直し) 岩波新書。2011年10月刊。 奇しくも、同じ大学の同僚(であろう)柏木博も9月に 講談社現代新書を出しているので、一緒に買って読んでいる人も多いだろう。 今の時代に、なぜデザイナーの本が出…

柏木博 『デザインの教科書』

講談社現代新書。2011年9月刊。 奇しくも、同じ大学の同僚(であろう)原研哉も10月に 岩波新書を出しているので、一緒に買って読んでいる人も多いだろう。 今の時代に、なぜデザイナーの本が出るのか。 それは、デザインが単なるファッションを云々するもの…

愚短想 番外編 ニシン5点 富士屋本店@渋谷

渋谷での映画の後、久々に富士屋本店に行く。 まだ6時前で、本来なら会社勤めが終わっていないだろうに、 と思うのだが、結構な盛況ぶり。できあがった人もいる。 12月だっつうのに扇風機が回っている。 ま、これはきっと紫煙を避けるためでもあるのだろ…

固形メディア論 003

書店の消え方 西葛西駅前にある書店が閉店した。 11月くらいから、なんとなく陳列棚がさみしくなっているので、 そうかなあ、と思いつつも予告はなかったので、いつ、とも知らなかった。 下旬ごろには閉店を予告させる段ボール箱が積まれ、そろそろか、と…

恋の罪

渋谷のヒューマントラストシネマにて。 園子温作品は、「愛のむきだし」「冷たい熱帯魚」に続いて3作目。 簡単な言葉でいうなら、「更にえげつなくなった」に尽きてしまう。 相変わらず、入口の段階で、見る人間を振り分けしてしまう。 猟奇的な殺人・エロ…

愚短想 番外編 立ち飲み 三代目天久@高田馬場

高田馬場にも立ち飲みやはあるが、 この店は、駅前ながら、わりと目立たない立地にある。 理由はないが、隠れて飲むにはちょうど良い。 酒が飲めない 泥酔 女性のみ 立ち飲みマナーが悪い 入店を拒む看板がある。 まさに静かに飲むにはちょうど良い。 関西風…