花鳥風月記

流れる水に文字を書く

2008-01-01から1ヶ月間の記事一覧

愚短想(72) 9時から食べない運動の成果

9時から食べない運動は、約1週間で3キロ減る。 まあ、それだけ食ってた、という証拠でもある。 身体もなんとなく軽い。 このペースでいくと、秋口には、体重がゼロになる。 なるわけないし、一体今が何キロ、ということにもなるが。 夜中の空腹もなんとか…

ニューオリンズ

先日買った500円DVD。公開年度が1947年となっていた。 ルイ・アームストロングとビリー・ホリデイが出ている。 DVDのジャケットでは、この2人の名前が前面にでているが、 ビリー・ホリデイは、ラストシーンにでることもなく、 どちらかというと脇役に近かっ…

狼よさらば Death Wish

この休みの間、DVDとテレビで映画を2本観た。 テレビ東京の昼間の映画は、西原理恵子がマンガで書いているように、 昔は「女囚モノ」などの、ダラダラした映画をやっていたのだが、 ここ最近は、テーマを設定して上映するので、なかなか面白い映画をやるこ…

宮地尚子 『環状島 トラウマの地政学』

自分が使用しているパソコンがとうとう壊れた。 直るかどうかわからないが、このブログの文章・画像を パソコン本体に保存していたため、先行き不安。 さて、今回の本は、『トラウマの医療人類学』に続いて読んだ。 一研究者として、または、専門家・知識人…

日本国憲法百景 (37)

何を押収するか 家宅捜索の映像が流れることがある。 六本木ヒルズにあるライブドアが記憶に新しい。 これも結構古くなってしまった感もあるが…。 捜査官が、2列になって、それをカメラが追いかける。 半ばショウ的な要素も多く含んでいる。 それにしても気…

愚短想(71) 華麗なる形容詞三段論法

今日は、晩ごはんが食べられなかった。 夜9時以降の食事を止めよう、と思ってまだ一週間ほど。 かなりきわどい時間もあったが、自分で決めた(決めさせられたのもあるが) ルールなので、しばらくは守ってみようと思う。 今まで、太る・痩せるという経験は、…

写真展2つ

今日は、仕事が、早く終わったので、写真展を二つハシゴした。 先ずは、清澄にあるシュウゴアーツとMAGIC ROOM?にて 森村泰昌の「荒ぶる神々の黄昏/なにものかへのレクイエム・其の弐」を見に行く。 初めて行くギャラリーで、場所が分からなかった。 清澄…

愚短想(70) 数字の配列

いつもながら思うことがある。 なぜ、電話と電卓・パソコンの数字の配列が違うのだろう。 結構困っている。 パソコンを打ちながら、電話をかけると、大抵押し間違える。 逆に、何も考えずに、銀行のCD機に向かうと、「3万円」とするところを 「9万円」にし…

愚短想(69) 西新井大師、一区切り

遅ればせながら、西新井大師に初詣。 西新井は、4歳から20歳までいた。 いまでも、正月は、西新井大師、というのは変わらない。 ただ、現住所に引っ越してからの方が長くなっているので、 そろそろ一区切りつけてみよう、と思った。 まず、西新井駅のホーム…

愚短想(68) 一生にわたる後悔

今日、初めて「月心居」の閉店を知る。 昔、「情熱大陸」を見て、一度は行きたい、と思い、 昨年から、行くチャンスを伺っていた。 電話したら、店主の棚橋氏と思しき人が、 「昨年末に閉店したんですよねえ」と言っていた。 2日前くらいにかけた電話が月心…

愚短想(67) 代官山、久しぶりの散歩

代官山を歩くことは、滅多になかった。 意識して来たのは、同潤会の代官山アパートを見に行った頃だから、 20年近く前だろうか。 今回は、ハインツ・テーザーの建築展を見に、ヒルサイドテラスに来た。 建築家自体は、知らなかったが、「ぴあ」に 「都市の…

SANTANA 「ULTIMATE SANTANA」

サンタナの新譜。 他のアーティストとのコラボ曲・新曲や、 「ブラック・マジック・ウーマン」や「哀愁のヨーロッパ」など 古典的名曲を組み合わせたまさに「究極的」な1枚。 曲が古くなるにつれて、ギターのエッジがかかって心地よい。 やっぱり、楽曲とし…

クマグスの森展【南方熊楠】

外苑前の近くのワタリウム美術館行く。 ここは初めて来たが、なかなか面白い作り(構造)をしている。 どことなく自分の職場を彷彿とさせるような空間設定だった。 職場では、打ちっぱなしのコンクリートには、テープ類の跡が残るのを 気をつけているのだが、…

街の灯

今までチャップリンの映画をまともに見たことはなかった。 先日、東京駅で、500円映画DVDがあったので、まとめて購入。 「これが最後の販売になります」という表記があったが、1年くらい前にも 同じ表記をみた。 1931年なので、今から77年前になる…

愚短想(66) 早稲田・湯島・お茶の水

今年の初詣も兼ねて、早稲田の穴八幡に行く。 高校時代の友人に、「一陽来復」を送っている。 昨年結婚したので、実家と新居の分を用意した。 20年近く、穴八幡に来ているが、山門や本殿も随分と立派になった。 その後、いつものように三朝庵で「融通そば…

愚短想 番外編 「ミルクワンタン」の鳥藤@有楽町ガード下

今日は、「勝ち負け」でいうと「負け」の日になった。 一抹の悔しさを抱えながらこのままで終われない、 そう思い、ふらふらとオヤジの最後の秘境 有楽町から東京駅に続くガード下を歩く。 今日は前々から気になっていたミルクワンタンの「鳥藤」に行く。 19…

日本国憲法百景 (36)

昨日の善人は、明日の悪人となりえるか 新聞やTVで扱われる事件の中で、よく取り沙汰されるのが、 「え、あの人が」というシーンだ。 普段は、決してそんな素振りも無く…というコメントが、 事件の衝撃性を煽ったりする。 勿論、善人の仮面をかぶった悪人と…

伊藤千尋「奇聞総解」@狛江

今日は久しぶりに伊藤千尋のトークショー「奇聞総解」が開かれた。 これは、1994年の確か9月から始まった。 タイトルの由来は、「奇妙だと思うことも聞いてみれば総じて理解でき気分も爽快になる」 伊藤千尋を知ったのは、このトークショーの始まる2年くら…

愚短想 番外編 甘くそして優しいことば

睡眠不足と長時間労働がたたり、もう、へろへろ。 そんなときのchocolate momentは まるでドーピングのよう。 箱の内側に心にしみい~る一言がありました。なむー。

愚短想 番外編 アサイーエナジー

アサイーという果実は、数年前、タリーズカフェかどこかで売られていた。 ポリフェノールが多く含まれるということや、いわゆる「身体に良い」果実として 少し注目を浴びていた。 先日、ファミマにて発見し、購入。 ラベルを良く読まなかったが、糖分は加え…

日本国憲法百景 (35)

顔は見えますか 私たちの生活では、段々と人との接点が失われていくような気がする。 「機械化」が人の手を省いたのに対し、「情報化」は人の顔を奪った。 私たちは、人の温かみを感じることなくモノを手にし、 文字の羅列や情報で人の顔色を伺うことになる…

愚短想 番外編 グランマニエと読書

年末の頂き物。 その講釈には、「ハイチのオレンジピールに漬けたコニャック」とのこと。 フランスでは、スイーツにもよく用いられるリキュール。 注ぐと、亜麻色のねっとりとした甘い液体が何とも芳(かぐわ)しい。 いろいろと割って飲もうと思い、初日は、…

山崎ナオコーラ 『カツラ美容室別室』

高円寺にある桂孝蔵が経営する「カツラ美容室別室」での 出会いをきっかけに、話が展開する。 表題の期待どおり、桂孝蔵はカツラをかぶっている。 話の場面場面によって、カツラを替えているようだが、 文章上では、そこに面白さが浮かんでこない。 27歳の主…

愚短想(65) 「耳障り」と「癒し」そして酒井俊

年明けの仕事は4日から始まり、それでも正月を味わおうと 無理?をしたため、睡眠時間が少なく、早くもガス欠状況。 人間は、くたびれていると、音に敏感になる。 今日(昨日だが)は、仕事が7時半に終わり、本屋にでも寄ってから帰ろう、と それが少しばかり…

トム・ウェイツ 「The World Keeps Turning」

酒井俊の持ち歌でもあり、 以前から欲しいと思っていたCDを、年をまたいで購入。 タワーレコード新宿店で、注文できた。 輸入版ではあるようだが、日本語の解説もついていた。 映画「POLLOCK」のために、トム・ウェイツが書き下ろした曲。 映画は、アメリカ…

愚短想 番外編 安心院蔵

これは「安心院蔵」と書いて「あじむぐら」と読むそうだ。 芋焼酎から離れ、彷徨するうちに、大分の麦焼酎にたどりつく。 ロックで飲む。 アルコールは25度だが、そんなに高いと思わない。 クセのなさが、日本酒よりも軽い口当たりを与えてくれる。 本日の夕…

WOODSTOCK その1

昨年末、タワーレコード新宿店で購入。 ディレクターズ・カット版で980円、ということで面白そうと思ったが、 時間が224分。約4時間。初めて両面仕様のDVDを見た とてもじゃないが見切れないので、今回は、見たいとこだけ見た。 いやあ、若い。クロスビ…

COFEE AND CIGARETTES

先日訪れた幼なじみのカフェのマスターからDVDを拝借した。 正月の楽しみと思ったが、3才の姪っ子のマリー・アントワネットぶりに ぶん回され、少ない正月休暇のやっと最後に見る。 この映画は、何篇かのショート・ストーリーが組み合わさっている。 コーヒ…

日本国憲法百景 (34)

裁判所の思い出 大学生の頃、東京地裁に裁判を傍聴しにいったことがある。 直接のきっかけは、本多勝一の「貧困なる精神」での予告だった。 TVドラマでは、荘厳な感じで、威厳のある裁判官が「せえーしゅくに!」と 木槌かなにかをカンカン、と打ちつけるよ…

愚短想 番外編 新年の忘年会

元旦は、いつも仕事が入る。 といっても、イベントに近い内容なので、もっぱら「何を作るか」に気持ちが終始する。 今回は、バーベキューコンロを導入して、焼きそばを作った。 プラス、たこ焼き。(マイたこ焼き鉄板持参) バーベキューコンロは、火起こし…