花鳥風月記

流れる水に文字を書く

トム・ウェイツ 「The World Keeps Turning」

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酒井俊の持ち歌でもあり、
以前から欲しいと思っていたCDを、年をまたいで購入。
タワーレコード新宿店で、注文できた。
輸入版ではあるようだが、日本語の解説もついていた。

映画「POLLOCK」のために、トム・ウェイツが書き下ろした曲。
映画は、アメリカの画家を綴った内容、とのこと。機会があれば観てみたい。

トム・ウェイツの相変わらずのウィスキー・ボイス(要はダミ声)が良い。
「Grape Fruit Moon」や「Martha」もそうだが、
あの歌声が、酒井俊の唄になると、ほんとうに綺麗な唄になる。

今回の曲は、伴奏のバンジョーが、沖縄の三線に聞こえなくも無い。

訳詩があった。(川本燁子訳)

俺達のアニバーサリー
君の居所を他の誰かが埋める
世界は気にもとめず 一人乱れる心
月は光輝く白銀色
誰に分かる この道の果て
折り返し点 曲がり角
“神はご存知だ 死の訪れを”
なぜ皆 それを信じる?
音楽は止んだが 俺達は踊り続け
世界は回り続け 世の中は巡る