花鳥風月記

流れる水に文字を書く

2010-05-01から1ヶ月間の記事一覧

愚短想 番外編 3割引の「ちい散歩」@熊谷

大学時代の集まりで熊谷に行く。 目的は、熊谷で美味しいホルモン焼きがある、とのことで、 天気が良ければバーベキュー、でなければお店で、ということになった。 昼食に、ということで、割りと早く家を出る。 熊谷は初訪問だが、東京から1,110円かかる。 …

愚短想 番外編 別れはいつも物分りがいい ミラカン@高田馬場パスタ・デ・ココ

閉店まで、あとわずか。 恐らく今日を逃せば、もう食べることもないと思い、 再びパスタ・デ・ココへ。 最後は「売り」でもある、あんかけスパゲティを食べてみることにした。 ミラカンの2L(500グラム)で、1,050円。やはり高い。 出てきたものは、程よく炒…

愚短想 番外編 パスタ・デ・ココ閉店@高田馬場

いつもながら、遅めの昼食に早稲田通りを徘徊中に、 貼り紙が貼ってあったのをはたと見た。 「6月1日をもって閉店…」 早い幕引きだなあ、と。 確か1年経ってないんじゃないか…。 昨年末までの100円割引券は大いに活用したものの、 その後割引特典がなかっ…

筆致俳句 (22)

轍はなく 汗も涎も 露と消え ここ最近の話題。今日からi-padが発売となる。 電子書籍がいよいよ本格的になるのか。 「汗牛充棟(運ぶ牛が汗をかくくらい、積み上げると天井につくくらいの本の多さ)」は たった1台の(いや、薄さでいうと一枚?なのか…)掌の端…

愚短想 番外編 呑うてんき@八重洲

新橋・渋谷と立飲みをここのところ続けたので、 東京駅界隈でも探そうと思い、八重洲から日本橋まで徘徊する。 小洒落た立飲みはスルーして、ひたすらオヤジ臭のしそうなところを探す。 妙な赤看板を見たとき、鬼太郎が持っていそうなアンテナがピン!と立っ…

愚短想 番外編 延長の逆転 バジリコ@有楽町ジャポネ

夕飯を食べようと銀座をうろつく。 所持金がさみしいこともあり、ジャポネにいってみようと思った。 しかし、時間は19時半を回っている。 たしか、閉店だったか、と思い、ダメなら東京駅まで歩こう、と思った。 結論を先に言うと、5月10日から30分延…

愚短想 番外編 バナナピザ@銀座Dole Cafe

先日、入ろうとしたら、閉店間際で入れず、ということで 映画を観た後、入ってみる。 果物の「ドール」のカフェらしい。 やや広めの店内は、南国調と言えなくもない雰囲気。 照明は南国、というより、普通のカフェっぽかったが…。 気になっていたバナナパフ…

愚短想 番外編 富士屋本店@渋谷

「新しい現実」氏から紹介されていた店に行って見る。 確かに、今、この渋谷にこの空間があるのは、本当に貴重だなあ、と感じた。 階段を下りた地下のフロア一面が、オヤジワールドだった。 カウンターと、平行して壁にもめぐらされたカウンターを見て、 こ…

愚短想 番外編 大坊珈琲店@表参道

表参道の駅近くにコーヒーの美味い店がある、と 前々から耳に入っていたので、行って見る。 もう少し、大きい店と思ったが、意外にも雑居ビルの2階の こじんまりとした感じだった。それはそれで良い。 店主が、時間が空くたびに、豆をハンドピックしていた…

愚短想 番外編 カフェ・ド・ランブル@銀座

場所を曖昧にしていたため、銀座界隈をしばらく歩くことになる。 おもちゃの博品館の近くにあった。 店内は、L字のカウンターのほか、丸テーブルが5つほど並ぶ。意外と小さい。 珈琲だけの店、のとおり、メニューに様々な種類が並ぶ。 なかには10年もの…

日本国憲法百景・再び (23)

学?問? 教育の戦後史を振り返ると―なんて大ざっぱな括りなのか(苦笑)― 「学問の自由」のうち、「学ぶ自由」はある程度の保障はされていたと感じる。 義務教育も含め、学ぶ機会は―それはどういった内容・質かは別として― 平均的で均質な教育水準の向上に寄…

愚短想 番外編 ほぐして・まとめて@六厘舎東京

東京駅のラーメンストリートの前を通過したら、 六厘舎の列が短かったので、列に加わる。 前回は、標準タイプを食べたので、今回はリミッターを外そう、と思った。 味玉つけ麺大盛りで、豚ほぐしのせ。合わせて1,200円。 この店のMAX、といったところか。…

クロッシング

銀座のシネパトスにて。 正直、この映画を観るかどうか躊躇していたが、 たまたま17時10分開始直前に、映画館の前を通りかかったので、 「運と縁」と思い、観てみることにした。 情報が少ないところを扱うものは、得てして偏りが出てきてしまう、 そんな…

愚短想 番外編 ひとりで行けた!竜馬@新橋

2回ほど行ったことがあったが、いずれも「新しい現実」氏に連れてもらい、 一人ではたどり着けなさそうな感じがしていた。 GW外れの4連休を使って、しばし新橋を探索しようと思い、 夕方5時ごろ、歩き始める。 残念、というか幸運というか、あっという…

桜井進 『感動する!数学』

今までも数学に関する本は何度か買ってみたが、 読破まで至らなかった。 生理的に生じる苦手意識、というか途中で「置いてけぼり」を食らうような… その意味では、この本は最後まで読めた、ということで「感動」した(笑)。 数学という学問が「美しさ」という…

愚短想 番外編 ハラショーな空間 くら寿司@一之江

久々に回転寿司に行った。 条件はいくつか重なるものだが、 母の日という「家事労働の解放」と日曜日夕方、だけで 1時間半の待ち時間を強いられた。 もはや回転寿司は「皿の回転」よりも「客の回転」の方を 多く見ることとなる。 回る寿司の金額は100円。 …

愚短想 番外編 ディプロマット・ショコラ@神保町ミロンガ

日曜日の午後の神保町は、普段と違い、 学生やサラリーマンの影が少なく、 カジュアルな格好の人々(わりと年齢は上…)が目立つ。 ミロンガも、平日とは客層が違うが、結構混んでいた。 今日、初めて分煙していることを知った。 自分のいつも座る場所は、喫煙…

愚短想 番外編 チャーマヨって… 純連@高田馬場

夕方に近い昼食。 買って職場で食べるか、外にするか、考えながら歩くと、 奇跡的に純連が空いていたので、迷わず入る。 やはり味噌でしょう、ということで850円。 1,000円で収めたかったが、魅惑に負けてチャーマヨ丼250円。 字のごとく、チャーシューとマ…

愚短想 番外編 空と大地と新宿ベルク

ようやく暑くなってきた5月の連休明け。 久々に朝早い出勤が終わって思ったのが、 「ああ、美味いビール飲みたい…」 久々に湧き上がるこの感情を抑えきれず、 新宿ベルクに行く。 本当はビアガーデン、と思った。 抜けるような青空から、夕闇が迫りそうな時…

愚短想 番外編 アイスコーヒー到来 カフェ・マメヒコ@渋谷

渋谷でレンピッカ展の帰りに寄る。 ちっちょ極で、少々辛味を感じたので、アイスコーヒーを頼む。750円。 メニューには「微糖」となっていた。 ブラックの方がいいのに、と思ったが、そこは作り手の考え方だろうと思い、 期待してみる。 珈琲専門店お約束の…

港 千尋 『書物の変―グーグルベルグの時代』

近年書かれた、様々な論考をまとめた一冊。 掲題の文章は、前半部に重きがあるようだったが、 この本全体を通じて、人がモノという「メディア」に対する 視線を追っているような印象を受けた。 ただし、いくつか書評や美術展に対してのコメントが掲載されて…

愚短想 番外編 ちっちょ極(きわめ)@渋谷

夕方、空腹のまま、カフェ・マメヒコへ行こうとしたが、看板と匂いに負けた。 5月の陽気が残っていたので、つけ麺にしようと思ったが、 おすすめで「香油あえ麺」を注文する。850円だったか…。 碁石茶という発酵茶があっさりとしていて涼をとる。 出てきた…

愚短想 番外編 あかなす家@渋谷

映画を観た帰りに。以前から気になっていた。 もとは小田急系列の「箱根そば」だった場所にできた。 ちょっとシャレた感じになっていて、客層も女性が多かった。 今回、初めて入ってみる。 やや鋭角なL字カウンターに様々な客層がいた。 トマトラーメン+チ…

愚短想 番外編 茶寮 喫茶去@神保町

久々に神保町に行く。 ミロンガにようやくギロチンビールが入っていたので飲む。 950円は、正直、葛西の河内屋だと半額なのだが、まあ場所代だと思って…。 濃厚でアルコールの高さは休日の午後には心地よかったが、 紫煙がややきつかったので、早めに退散。 …

レンピッカ展

Bunkamuraザ・ミュージアムにて。 ポーランド・ロシアで興隆したキュービズムの時代と フランスの社交界で浮名をはせ、ナチスから逃れ渡米、 ニューヨークで20年暮らし、パリに戻って沈滞、 晩年は、メキシコの地で没するという波乱の人生の中で 描き続け…

蜷川実花 NINAGAWA BAROQUE/EXTREME

NADiff a/p/a/r/tにて。 初めて行ったが、奥まった所にある。 どことなく「おもちゃハウス」のようで、 来訪者はみんな楽しんでいるようだった。 ギャラリー自体は、地下1階の狭いスペースだが、 今回は全館で展示があった。 地下の展示は壁がピンクの派手…

森村泰昌「なにものかへのレクイエム2010」

東京都写真美術館にて。 森村の展示は、4度目くらいか。 今回は今までの総集編、といった感じで、2フロアにわたって展示されていた。 三島のビデオは、カフェラウンジで流れていた。 ヒットラーのそれは、前回観たものからアレンジが加わり、 二面構成で、…

日本国憲法百景・再び 番外

2010年5月3日の社説を読み比べる 今年も、朝日・毎日・読売・東京・産経・日経を読み比べる。 昨年の文章も確認したが、憲法をめぐる内容としては、あまり変化がない。 やはり憲法調査会の空転を恨む文章が見受けられたが、 朝日にいたっては、18日に国民投…

川の底からこんにちは

渋谷のユーロスペースにて。 感想を一言でいうと、 「透明感のある健(すこ)やかなバカ映画」といったところか。 これは賛辞でもある。 父親の仕事を継がなければならなくなった 上京してもうだつのあがらない娘(満島ひかり)と とりまく有象無象・不幸の連鎖…

愚短想 番外編 たれ蔵@銀座

銀座で映画の前の腹ごしらえで入る。 半地下のような店内は、こじんまりとしつつもどことなく機能的。 なつかしい公衆電話(黒)もあった。 三品盛つけ麺を注文。1,000円。 麺は3玉分まで同じ金額、とのこと。当然、大盛り。 出てきたつけ麺に、やや驚く。 つ…