花鳥風月記

流れる水に文字を書く

愚短想 番外編 空と大地と新宿ベルク

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ようやく暑くなってきた5月の連休明け。
久々に朝早い出勤が終わって思ったのが、
「ああ、美味いビール飲みたい…」

久々に湧き上がるこの感情を抑えきれず、
新宿ベルクに行く。
本当はビアガーデン、と思った。
抜けるような青空から、夕闇が迫りそうな時間帯に、
グイッと、そうグイッと飲む至福の時間。
しかし、ベルクの低い天井・狭い席でも充分に堪能できた。

まずは、季節限定のソラチエールから。
北海道の空知でつくられた、濃厚なコクのあるビール。
飲んだ瞬間から、松山千春の唄が、わんわんと頭の中を駆け巡る。

フライッシュ・ブルストとキッパーへリングラップをがっつきながら、
ギネスハーフへ。
十四代ならぬ、七代目という日本酒にも手を伸ばす。
あとから職場から1名加わり、さらに飲み続ける。
白穂乃香というあっさりしたビールも挟んで飲み続ける。
結果、閉店まで2時間半いた。
あの店ではかなりKYな客だったであろう…。

しかし、「美味いビール飲みたい」欲には充分かなったひとときだった。