花鳥風月記

流れる水に文字を書く

2010-11-01から1ヶ月間の記事一覧

酒井俊Live@高田馬場HOT HOUSE 2010年11月29日

月曜日、仕事は休みだった。 有楽町で用事と食事を済ませて、21時きっかりに店に到着。 入った瞬間、店を間違えたかと思わんばかりに女性客が陣取ってる。 この人数、バレーかコーラスか、と訝(いぶか)ったが、 きっと、ファンに皆さんであろう、と。 ここ最…

愚短想 番外編 秋葉らーめん 松風@秋葉原

仕事の景品を買いに秋葉原へ。日曜日の午後の遅くではあったが、 「近所への買い物」的な感じで、サクサク過ごした。 あたりも暗くなり、そろそろ帰ろうと思ったが、 通りの奥に、ライトアップされた看板があった。 さらに入口には、「・・・私有地のため・…

愚短想 番外編 皿でない イン ひとりみつぼ

土曜日の夜(皿でない:サタデーナイト)、 仕事が終わるのが、21時半か22時。 翌日休み、というパターンだと、 ふと、一人でみつぼへ行く。 ひとりみつぼは、結構慣れて、飲むもの・食べるものは固定される。 焼き物はレバ・ハツ・タンの塩。 ホルモン刺し盛…

愚短想 番外編 南風堂珈琲店@西船橋

外から見た雰囲気は、なかなかといった感じ。 しかし、入ってみて気付いたのが、基本セルフなんだなあ、と。 これは、その土地柄がなせる業なのだろうか。 セットもので、コーヒーのおかわり自由らしい。 レアチーズケーキのセットにする。 店の奥は、階段が…

愚短想 番外編 魚三酒場@門前仲町

早起き朝番の仕事は、本来なら夕方5時前には、終了する、はず。 しかし今回は、8時過ぎまでかかり、帰宅前に夕食を済ますこととなった。 そこで、近くにありながら、なかなか行かない門前仲町エリアに立ち寄った。 以前、入ろうとして満席だった、魚三酒場…

玄田有史 『希望のつくり方』

岩波新書。2010年10月刊。 新しい分野でもある「希望学」について、分かりやすく書かれている。 現在の若者にふりかかる、ニートや格差の問題を起点に、 元気を出す「処方箋」を示している。 先ずは、多くは触れてはいないものの、ニートや格差の問題を、 世…

愚短想 番外編 ABCラーメン@銀座

遅めの昼食をどこで取ろうか、銀座をうろつく。 ジャポネでは、量を頼んでしまうなあ、と警戒し、 普段行かない吉野屋(いつもは、すき家)を目指した。 入口に向かうすぐ横に、地下へと続く階段がある。 ABCラーメン、懐かしい名前だ。 高田馬場にABCラ…

Leszek Mozdzer  「Solo in Ukraine」

銀座の山野楽器から、入荷の電話あり。 10日ほど前に、入荷未定、いつになるか、入るのか…云々言っていたが、 意外にもあっさりと入荷。 期待薄で、ディスクユニオンにも、注文出したけど…。 ま、そちらは贈答用に買っておこう。 輸入版ということだが、どこ…

愚短想 番外編 広島風お好み焼き くるみ @神楽坂

週末は、神楽坂へ行く。 ちょっと敷居が高い印象があり、 確かに脇に入った小道には、料亭っぽいところもある。 値段も立派だ…。 新宿にある「イカセンター」を神楽坂で発見。 入ろうとしたが、満杯、とのこと。出来て日が浅いようだ。 とりあえず、1軒目を…

愚短想 番外編 野菜つけ蕎麦@高田馬場 安土

ラーメン断ちをすると、とたんに高田馬場の飲食店の選択肢は狭まる。 そんな時は、やはりつけ蕎麦安土に直行。 「新そば入荷」と同時に、新メニュー「野菜つけ蕎麦」を発見。 なかなか券売機のボタンを押さない女性にイライラしながらも、 ここは大大で注文…

愚短想 番外編 そばや 三松@西船橋

西船橋といえば、と勝手に決め付けている。 店の作りが、いかにも昔ながらの蕎麦屋、という感じで好きだった。 しかし、店舗改装で、北口から南口に移ってしまった。 随分と久しぶりに行こうと思い、 移転後は初めてだったので、探しながら行く。 方向を逆に…

愚短想(210) さよなら、ポデローサ

しばし、愛車となっていたプジョー製自転車 「ポデローサ」とお別れすることとなった。 元は、父親が仕事先で譲られたものを貰った。 いつもママチャリだったので、こういったスポーツタイプは 初めてだった。 きっとお高いんだろうと、慎重に扱おうとしても…

Leszek Mozdzerを待ちわびて

10月に渋谷のアップリンクにて映画を見たときに、 流れていた音楽に興味を持った。 別の人が、「そのCDは何ですか?」と聞いていたので、便乗して、教えてもらった。 ポーランドのジャズピアニスト。名前をなかなか読みにくく・覚えにくい。 日本では、…

日本国憲法百景・再び (31)

手続き 「手続き」という言葉をじっと見る。 元は「手」が手段や方法を表し、その流れ、ということかもしれない。 しかし、じっと考えるそのイメージの突端には、 人と人が手をつなぐ、結び合うという姿がある。 人は、いつのころからか、手と手、顔と顔、目…

愚短想(209) 匂わない風・さざめかない音@潮見その2

そこから、アパホテルに行く。 印象としては、「高めなビジネスホテル」で、 たしかに宿泊料は、自分が認識するビジネスホテルと格段に違う。 しかし、東京で泊まる、ということと、ディズニー旅行客などの当て込みがあれば、 まずまずの設定なのかもしれな…

愚短想(208) 空は秋色@潮見その1

14日は誕生日ということもあり、 たまたま休みだったこともあり、 外食と相成った。 「私が社長です」のアパホテルのバイキングがあるということで、 恐らく、初めてであろう、京葉線の潮見駅で降りた。 駅を降りて、何もない、という印象。 勿論、スーパ…

荒木経惟 『いい顔してる人』

先日、恵比寿の東京写真美術館にて購入。 amazonでは、大抵の本は帯は取られて画像化されているが、 この本は、さすがに帯があった。 「天才アラーキー」の異名を持つ写真家が、 酒を飲みつつ、饒舌に語った内容を本にしている。 顔を「究極のヌード」として…

愚短想 番外編 カフェ紅鹿亭@銀座

有楽町から東京駅までのガードの近くに 「ピザトースト元祖の店」とあったので、 前々から気になっていた。 看板メニューのピザトーストは単品で800円、セットで1,200円。 普通に、スパゲッティやカレー、ピラフのセットの類とそう変わらない。 新橋竜馬で飲…

愚短想(207) ジョー樋口の思い出

先日、ジョー樋口が亡くなった。81歳。 全日本プロレスの「不動のレフェリー」という記憶が強い。 小学生・中学生のころ、プロレスが丁度、人気が高い時期で、 土曜日夕方に、日本テレビで行われるジャイアント馬場の全日本プロレス、 金曜日の夜に、テレビ…

悪人

有楽町のTOHOシャンテ・シネにて。 第34回モントリオール世界映画祭のワールド・コンペティション部門で、 深津絵里が最優秀女優賞を獲得した、とのニュースがあった。 そうなると、ちょっと観る気が減退する、というか、 わんさか人が来るだろう、と…

愚短想 番外編 かうひいや カフアブンナ@六本木

国立新美術館へ行った後、六本木まで歩く。 その途中で、看板が気になって入ってみた。 ビルの2階にしては、オープンカフェのような印象があり、 レトロな印象もある。 店主の趣味の世界なのかもしれない。 やや高めのカウンター(椅子が低かったのかもしれ…

ゴッホ展

国立新美術館にて。 普通なら、月曜日休館だが、ここは火曜日のため、運良く見られた。 平日であっても、人出は多い。こんなに美術愛好家が多いなんて…。 意外と小学生くらいの子どもを連れた親子連れが目立った。 ゴッホは、画家としての製作期間は、約10…

固形メディア論 001

「固形メディアとは何か」その1 論を立てるにあたって、まず定義を確認したい。 固形メディアとは、どんなものか。 イメージとしては、本・雑誌・新聞、 あるいはCD・DVDといったものを想起する。 比較的流動性の低い(あるいはない)データが 「梱包」…

固形メディア論 はじめに

新カテゴリ「固形メディア論」を始める。 先日のブログにて、「自分勝手な造語」としたが、 Yahoo! で検索すると、KENWOODのプレスリリース(2008年10月28日)に ほぼ同等の表現があった。 もしかしたら、同じような表記は次々と出てくるかもしれない。 一応、…

愚短想 番外編 芋は芋 伊佐美

土曜出勤の帰宅後、母親がかぁー、かぁーと 気持ちよく寝ているのをみて、「しまった!」と思った。 案の定、自室に置いていた芋焼酎「伊佐美」を飲まれてしまった。 姉夫婦が来た時に開けようか、と話はしていたが、 開栓時のほんわかした芋の匂いを嗅ぐこ…

愚短想(206) 頑張れCD、と言いたいが…

久々にCDを買う。 そういった人は最近増えたんじゃないだろうか。 タワーレコード新宿店に行き、酒井俊の新発売CD2枚、 代官山への宿題で、Macy Gray(メイシー・グレイ)のCDを買う。 ベスト盤ながら、なんと990円だった。 しかしながら、代官山の…

愚短想 番外編 おにやんま@五反田

ガード下にあった。 駅から信号まで回り込むのが面倒で、 きっとそのまま道路をわたるんだろうなあ、と思う。 カウンターのみ。結構狭い。 雰囲気はさあ、立ち食い、という感じだったが、 夕方の客足の少ない時間だったので、 是か非か分からないまま、入る…

七瀬ふたたび

シアターN渋谷にて。 筒井康隆の「家族八景」「七瀬ふたたび」「エディプスの恋人」 3部作は、昔読んだことがある。 NHKのドラマで、多岐川裕美が七瀬を演じていたのを観てから読んだのか、 その前に読んだのか、記憶が定かでない。 ただ、そのドラマが…

ドアーズ まぼろしの世界

シアターN渋谷にて。 以前、オリバー・ストーンの「ドアーズ」という映画を観たことがある。 1991年に製作。約20年前だが、その映画で、ドアーズのCDを買った。 ロックスターの栄光と挫折そして夭折、と伝説になるには充分すぎる条件が揃い、 今でもカリ…

愚短想(205) 想像力の彼岸

小説とマンガ・アニメの違いは何か。 今まではっきりと言えたことは、 その像が具体的であるか想像的であるかだった。 小説の中の登場人物であれば、 個々で自由にそのイメージを膨らますことができるが、 「鉄腕アトム」であれば、その形に抗うことはできな…