花鳥風月記

流れる水に文字を書く

愚短想 番外編 秋葉らーめん 松風@秋葉原

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仕事の景品を買いに秋葉原へ。日曜日の午後の遅くではあったが、
「近所への買い物」的な感じで、サクサク過ごした。

あたりも暗くなり、そろそろ帰ろうと思ったが、
通りの奥に、ライトアップされた看板があった。
さらに入口には、「・・・私有地のため・・・」と
どことなく不穏な立て看板がある。
歩を進めると、ラーメン屋の入口だった。
私有地のため、駐車・駐輪ができないようだ。

本来なら、ラーメン控え中(「断ち」から緩和)の身には
スルーしたいところだったが、入口から立ち込める匂いは、
普段のラーメン屋と違うので、つい入ってしまった。

良い匂いの正体は、野菜スープであった。
魚醤と野菜のダブルスープのつけ麺の大盛りを頼む。
810円。やや高めだが、相応のコストをかけている様な気がした。

そのまま、ルウを入れたら、カレーにもシチューにもなりそうなくらい
煮込まれた野菜を、フードミキサーでペースト状にして行く。
贅沢だなあ、と思いながら、もっと美味くなりそうな余地もありそうな印象を持った。
麺は、村上朝日製麺のコシのある中太麺。レモンを絞って食べる。
スープは、野菜スープのそれよりも、いわゆる魚介系の要素が強かった。
カウンターには、魚粉もあったが、ボトルに入っているのは初めて見た。
カウンターの幅はやや狭いせいか、ティッシュは空間を有効に使うため、
頭上に固定されていた。店自体が新しく、機能的な感じだった。

もっと野菜っぽいかと思ったが、食べなれた感もあるつけ麺だったが、
最後の割りスープが野菜スープだった。これは感動的な美味さだった。
おそらく、つけ麺より、ラーメンの方が、感動指数は高いかもしれない。
つけ麺にするなら、絶対割りスープは味わうべき、と思った。
特別メニューに、カレー味もあるようだったが、「秋葉らーめん」だからって、
カレーにこだわらなくっても良いのではないか、と思った。
美味いラーメンを食べられて、ラッキーな気がした。