花鳥風月記

流れる水に文字を書く

2009-05-01から1ヶ月間の記事一覧

愚短想 番外編 北海道ラーメン味源@吉祥寺

道路を挟んで向かい合って沖縄そばと味噌ラーメンの店があった。 この前、ソフトクリームを北海道から沖縄のものに変えたこともあり、 麺は逆にしようと思った。 普段、食べなれない味噌ラーメンにチャレンジ。 珍しさもあり、つけ麺の大盛り。950円。 味の…

酒井俊&String Trio@吉祥寺MANDA-LA2 2009年5月29日

久々のString Trioでのライブ。 本日最初のステージの「もりばやしみほ」という方は、 初めて聴いた。対バンの妙というか、個体の特定が分からず 「いやぁ~これは…」と思ったが、良く聴いてみると 10年ほど前に聴いていたcinnamon toast crunch等の サンシ…

愚短想 番外編 ブルーシール@銀座わしたショップ

有楽町の交通会館で仕事があった。 1階には、各地域の様々なアンテナショップがひしめき合う。 目立つのは、北海道どさんこプラザ。 仕事がおわったら、夕張メロンのソフトクリームを、と思ったが、 思いなおして歩を進める。 少し離れたところに銀座わした…

愚短想 番外編 トリコロール本店@銀座

銀座でコーヒー、というのもある種の「勇気」がいる。 普段使うようなチェーン店でないところは 敷居の高さも感じるが、実は入ってみると以外に普通だったりする。 そんな中で、このお店は1936年創業という歴史を持つ。 禁煙席に案内されたら、入口すぐのテ…

酒井俊 「Night at the Circus vol.1」

発売日から程なくして、タワーレコード新宿店に行ったら売り切れていた。 注文をしたら、ゴールデンウィークを越してしまい、やっと手に入った。 特典のライブ音源を入手。 2枚組みのほぼライブ録音のアルバム。 ライナーノートでは、自身3度目のキャリア…

重力ピエロ

シネカノン有楽町1丁目にて。 伊坂幸太郎の原作の映画化。 原作との違いにやはり目が行くところだが、 映画化に関しては、細心の注意を払っているような印象を持った。 全てを忠実に盛り込まないところに潔さを感じた。 兄・泉水と弟・春の性格というか印象…

愚短想 番外編 福音は予告なしに クリスピー・クリーム・ドーナツ

新宿を歩くたびに眼に映る風景。あの行列。 日曜日の夜でも並んでいるあの光景には戦慄を覚えた。 そう、並ぶことを決して好まない性分ゆえ、 きっと買うことはないだろうと思っていたドーナツを 食べられることとなった。 まあ、違う部署からのお裾分けだっ…

愚短想 番外編 琉球亭の一夜@高田馬場

やはり仕事が忙しく、朝8時の朝食のあと、何も食べられず。 夜10時終業時に「これはイカン」と思い、店を探す。 ビフテキの「エルミ」は既に閉店。 ちょっと歩き、久々の「琉球亭」に行く。 オリオンビール、ゴーヤチャンプルという定番メニューに加え、…

愚短想 番外編 グリルハンター@高田馬場

朝食は午前5時すぎ。 昼食を食べそびれ、仕事が終わったのは8時半。 ああ、肉食いたいと思い、高田馬場を徘徊。 ステーキにしたかったが、素敵な出会いがなかったので、 ハンバーグに落ち着く。 軒を並べて2つあったが、なんとなく怪しそうな?雰囲気にひ…

グラン・トリノ

丸の内ピカデリーにて。 クリント・イーストウッド監督・主演の映画。 ここ最近、監督作品としてのキャリアが評価されている。 この映画を観るかぎり、決して派手な抑揚をつけずに “描ききる”ということに力を注いでいるようであった。 ウェスタンものや、「…

OPV

聞いた話では、タイトルを言って券を買いづらい人のために 「OPV」で買えます、とのことだったので、「OPV1枚下さい」と言ったら、 「おっぱいバレー1枚ですね!」とマイク越しに言われた、とのこと。 銀座の丸の内TOEIにて。臆面もなく、タイト…

愚短想(144) はい、チーズ!

あらゆる食べ物に、チーズが乗っかっていると、 ちょっとゴージャスな感じがする。 マヨネーズも同じようなことなのだろうが、 こちらはちょっとB級グルメチック。 一日二食生活の夕食でのアクセントは、すき家の 牛丼特盛りの三種のチーズ乗せ。 三種とい…

筆致俳句 (19)

官房に 梅を衝立て 背を向けて 神戸市内の高校で新型インフルエンザの国内感染がわかり、 その数は増えている。 致死率がいったいどうなのか、ということはよく分からないまま、 過剰な反応が気になる。 昔の映画でいうなら「復活の日」最近なら「バイオハザ…

スティーブ・ペリー

いわゆるロックの世界で最も優れたボーカリストといえば、 スティーブ・ペリーではなかろうか。 すごくうろおぼえなのだが、あのハスキーボイスを作るために、 海に向って歌い続けた、なんて話も聞いたことがある。 ジャーニーをメジャーにした立役者。 ソロ…

愚短想 番外編 炒飯専科Chao一番@高田馬場・再度

1日2食生活も長く続くと、たまにガッツリ食べたくなる。 しかし、往時の食欲が望めず、またその受容体も、もはやない。 そういった選択肢を巧みに埋めていくのが、この店ではなかろうか。 様々な炒飯のオプションが並ぶ。 しかしながら、選択肢が多すぎて…

丸山眞男手帖

現在、唯一定期購読を続けている雑誌。 年4回発行。580名あまりの会員がいるようだ。 創刊時は1997年。当時、毎日新聞の記事を見て申し込んだ。 資料的な価値がありそうであるのと、 いつか読み解きたいと思う学者であることが 購入の目的だった。 ちなみに…

筆致俳句 (18)

音立てず ざくろの花は 我知らず(おとたてず ざくろのはなは われしらず) 音聴かず 柿花咲くは 誰のため (おときかず かきばなさくは だれのため) 民主党の小沢代表が辞任した。 後任は、岡田・鳩山の一騎打ちの様相を呈しているらしい。 西松建設の献金…

愚短想(143) ひかえおろう!

仕事の外回りで、西武線に乗った時のこと。 特急小江戸号とは違い、普通の電車は古式ゆかしい印象をもつ。 所沢や川越に向うにつれ、緑というかのどかな風景が広がるのも楽しい。 さて、そんなのどかな世界のアミューズメント・スポットが 「西武園ゆうえん…

愚短想 番外編 さぼうるのナポリタン@神保町

今日は仕事を昼過ぎに終わらせて、ふらっと神保町へ。 またもや片岡義男『ナポリへの道』につられ、 さぼうるでナポリタンを食べる。 神保町ではいつも「ミロンガ」に行くが、たまにここに寄ることがある。 雰囲気は申し分ないが、個人的には、ちょっと狭い…

愚短想 番外編 【山手線】新宿・至近距離の悦楽

世間では、ゴールデン・ウィークで10連休くらい取っているという 羨ましい(不景気のせいもあるかもしれないが…)このご時世、 不幸にも、10連勤を遂行中。 日曜日の終業後に、仕事で使う買い物をしに新宿へ行く。 南口から西口・東口へと歩く。 ひとりでぷら…

愚短想(142) あなた色に染まります…ちくわぶの魔力

昔、東京から宮城県石巻に引っ越しした友人から、 地元には「ちくわぶ」がない、という連絡をもらって、 その時初めて、「東京の味」なのかと思った。 小麦粉(イメージとしてはうどん粉)を竹輪のように固めたもの。 漢字では竹輪麩。おでんや煮物に主食のよ…

筆致俳句 (17)

戦争と オリンピックは 永遠に 「いいもの」であると一体だれが決めるものなのだろうか。 ある人の都合の「いいもの」だからやってるんじゃないだろうか。 やってしまえば美辞麗句はついてくる。ドラマは生まれる。 やはり、終わることのない物語になってし…

愚短想 番外編 イノダコーヒーでスパゲティを

片岡義男『ナポリへの道』を読んでから、 ナポリタンをとにかく食べたくなった。 今日は、夕方からの出勤だったので、午後の時間を イノダコーヒー東京大丸で過ごす。 いつも行きながら、頼まずにいた、スパゲティ・イタリアンを注文。 今まで頼まなかった理…

REBECCA

レベッカといえば、ベッキーの本名。 とは関係なく、今から20年前に流行ったバンド。 高校時代、バンドを組んでコピーしていた。 父親が持ってきた携帯端末プレーヤー、といっても数年前のモデルで結構重いが、 27GBまで入るので、手近にあったCDを…

片岡義男 『ナポリへの道』

スパゲッティ・ナポリタンが日本食であり、 けっして、イタリアはナポリの発祥ではないこと。 そこに、戦後の日本の風景が隠され、 長い年月のなか――戦後復興・バブル経済・失われた十年――で 浮沈を見、そしてその中で、「日本の食」として息づく食べ物に 畏…

愚短想 番外編 【山手線】東京駅その2

有楽町から東京駅まで歩く。 これは、いつもの散歩コースでもある。 ガード下の暗い道ではあるが、小ぢんまりとした店が多い。 谷ラーメン、は普通のラーメン屋だった。 ミルクワンタンの鳥藤は一度フルで飲んでみたい。 そう思いながら、東京駅の八重洲口へ…

愚短想 番外編 【山手線】東京駅その1

神田から東京駅に向う。 意外にも、お店がない。 ガードの反対側がどうやら「おもて」にあたるようだが、 それにしても殺風景な空間が続いた。 夕刻も深まり、ガード下の雰囲気がどことなく ちょっとこわめの映画のワンシーンを思わせる。 途中の信号で、丸…

日本国憲法百景 (104)

2009年5月3日の社説を読み比べる 昨年に続き、今年も、主要各紙の社説を読む。 読んだのは、朝日・読売・毎日・日経・産経・東京 今年の社説の特徴は、改憲論に固執したのは産経くらいで、 その他関連事項として憲法調査会の空転を嘆いているものが いくつか…

日本国憲法百景 (103)

ひとまずの区切り 全章終わってみて、今日、5月3日を機に 今一度振り返ってみたい。 当初の目論見は、憲法は身近な存在であろうと、 富嶽三十六景や富嶽百景のように、富士(不二)を身近に感じるコラムとして 一昨年の夏にスタートした。 各章に読み替え題…

筆致俳句 (16)

狂い咲き 俺は男だ 曇り空 さらば涙と いうことはなし 今回は短歌になる。 映画「バック・トゥー・ザ・フューチャー」の一場面、 テレビに映ったレーガンが、将来の大統領だと告げると、 「あの大根役者が?」といったシーンが記憶にある。 レーガンは今では…