花鳥風月記

流れる水に文字を書く

REBECCA

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レベッカといえば、ベッキーの本名。
とは関係なく、今から20年前に流行ったバンド。
高校時代、バンドを組んでコピーしていた。

父親が持ってきた携帯端末プレーヤー、といっても数年前のモデルで結構重いが、
27GBまで入るので、手近にあったCDをばんばん入れている。
太陽にほえろ」や「つのだ☆ひろ(しっかり☆を入れよう)」など
やや変化球もつけながら、CDを漁っていたら、おもむろに出てきた。

当時は、ユーミンをやったり、フージョンや、洋楽やいろいろなものをコピーした。
※この「いろいろなもの」は今思うと顔から火が出そうな思い出もある。
そういえば「ひねくれ地蔵」というフォークデュオも組んだ。
クラブ内でバンドの離合集散を繰り返す。

その時のバンド構成は、男3人・女2人。
やってみたい曲と技術的にできる曲に開きがあったり、
選曲の主導権は、必ずといっていいほど女子にある、
といういろいろな紆余曲折のなかで、レベッカに落ち着いた。

楽譜は読めないので、ひたすらTAB譜に頼る。
担当はベースだったので、家でもひたすらボン、ボン、という味気ない音。
しかし当時はそれでも面白かった。
学校の教室を使い、地元の6畳くらいの安いスタジオを借りて、練習・練習。
音楽と学業は反比例するので、楽器が弾けるようになったときには、赤点も取った。

と、思い出すことしきりだが、レベッカは聴くのも弾くのも好きだった。
出勤途中に解散後のリミックス盤を聴きながら、しみじみしたが、
自宅に戻り、カセットを探したら、当時の演奏が残っていた。

聴いてみると、恥ずかしさと懐かしさがこみあげる。
当時の瞬間を克明に思い出せる。しかし、どう演奏したかは思い出せない。
カセットに貼ってある曲目リストはベースに貼っていたもので、
曲順を間違えないように、としていたが、録音を聞いている限りでは、
曲順でもめている(笑)。

40を過ぎて、バンドを再び始める人が増えているようだ。
かといって、もう一度やるには、いま少し時間がない。
でも再びやってみようかなあ、と。
40過ぎのNOKKOは厳しいかもしれないが…。