花鳥風月記

流れる水に文字を書く

愚短想(143) ひかえおろう!

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仕事の外回りで、西武線に乗った時のこと。
特急小江戸号とは違い、普通の電車は古式ゆかしい印象をもつ。
所沢や川越に向うにつれ、緑というかのどかな風景が広がるのも楽しい。

さて、そんなのどかな世界のアミューズメント・スポットが
西武園ゆうえんち」かと思う。
いまだに記憶にあるのが、光GENJIのCMで「西武園で!」
というのが、「セブンで!」と聴こえて、一体何のCMなのか、
と思ったことがあった。(これは相当古い話…)

とまあ、ぼんやりとその中吊り広告を見ていたら、
観覧車のゴンドラが透明らしく、その愛称が決まったらしい。

「透けさん」と「隠さん」

埼玉の風土・風習というか、センスが炸裂しているなあ、と思った。
子どもがこのネーミングの妙に気づいたら、
きっと大人の仲間入りになるのだろう。

いっそ「こう門さま」も決めたらどうだろうか。
いま謹慎蟄居中のあのアイドルが適役かと思うが…。