花鳥風月記

流れる水に文字を書く

日本国憲法百景 (103)

ひとまずの区切り

全章終わってみて、今日、5月3日を機に
今一度振り返ってみたい。

当初の目論見は、憲法は身近な存在であろうと、
富嶽三十六景富嶽百景のように、富士(不二)を身近に感じるコラムとして
一昨年の夏にスタートした。

各章に読み替え題をつけてみた。
 第一章 天皇 「空蝉」
 第二章 戦争の放棄 「愛」
 第三章 国民の権利及び義務 「砦」
 第四章 国会 「木陰」
 第五章 内閣 「お弁当」
 第六章 司法 「外套」
 第七章 財政 「お財布」
 第八章 地方自治 「コンパス」
 第九章 改正 「天気」
 第十章 最高法規 「頂上」
 第十一章  補則 「補捉」

こうしてみると、富士山に登ることと、
そう何ら違いがない。

人は、そして人が織り成した日本国憲法
より自分を高みにあがるよう、力をつけてくれる。