花鳥風月記

流れる水に文字を書く

酒井俊 「Night at the Circus vol.1」

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発売日から程なくして、タワーレコード新宿店に行ったら売り切れていた。
注文をしたら、ゴールデンウィークを越してしまい、やっと手に入った。
特典のライブ音源を入手。

2枚組みのほぼライブ録音のアルバム。
ライナーノートでは、自身3度目のキャリアの始まり、とのこと。

2001年から聴いていて――それが決して長いわけではなく、もっと深い人も沢山いる――
確かに、歌の一つ一つの重みを感じた一枚になっている。

話が飛んでしまうかもしれないが、かつてスティングが「ソウル・ケージ」を出した時に
感じた印象に似ている。
人生の転換点に「魂の檻」から解放され、昇華する一つのプロセスを感じる。

ただ、その歌が、聴く人の気持ちを揺さぶることには、変わりない。

アルバムに入っている曲をたどる旅もまた面白く、
今後【勝手にライナーノート】を作ろうと思っている。