花鳥風月記

流れる水に文字を書く

愚短想 番外編 炒飯専科Chao一番@高田馬場・再度

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1日2食生活も長く続くと、たまにガッツリ食べたくなる。
しかし、往時の食欲が望めず、またその受容体も、もはやない。
そういった選択肢を巧みに埋めていくのが、この店ではなかろうか。

様々な炒飯のオプションが並ぶ。
しかしながら、選択肢が多すぎて、結局ノーマルなものに落ち着くのが常道。
しかし今回は少し冒険をして、「こくうま?炒飯大盛り」と
「ごまぶっかけ冷麺」を食べる。

結論を言うと、冒険は決して良くはない。
炒飯にかけるホワイトソースが、レンジで「チン」される。
それが炒飯よりも熱い。やや中途半端な印象。
炒飯は、中華鉄板が回転し、混ぜるドリルのようなものがローリングする。
どうやらこれで良くかきまざっているようらしいが、
人手が織り成す不規則なハーモニーの方が美味く感じるのは、
やはり味覚が視覚も関係するからなのだろうか。

冷麺は、ごまだれのほか、辛味調味料(コチュジャン)のようなものが付いてきた。
少しかけると、美味い。ただ、想像以上に皿が冷たかった。
この2品で1,000円でおつりが来る。

厨房での話題は、最近頻発する人身事故の話。
「どうせ死ぬなら、薬で死んでくれたらいいのに!」
大陸のプラグマティズムを感じたひとコマだった…。