官房に 梅を衝立て 背を向けて
神戸市内の高校で
新型インフルエンザの国内感染がわかり、
その数は増えている。
致死率がいったいどうなのか、ということはよく分からないまま、
過剰な反応が気になる。
昔の映画でいうなら「
復活の日」最近なら「
バイオハザード」といったところか。
過剰な反応は、過剰な防衛が働く。
恐らく、感染を診断された高校生は、その病気よりも、
社会の異常反応に病気になり、その人格・人権が侵害されるのではなかろうか。
「病は気から」この言葉は間違いなく、今の安全過剰社会を言い当てている。
※官房は「
感冒」に、「梅を衝立て」は「
バイオハザード」をもじった。