花鳥風月記

流れる水に文字を書く

固形メディア論

固形メディア論 003

書店の消え方 西葛西駅前にある書店が閉店した。 11月くらいから、なんとなく陳列棚がさみしくなっているので、 そうかなあ、と思いつつも予告はなかったので、いつ、とも知らなかった。 下旬ごろには閉店を予告させる段ボール箱が積まれ、そろそろか、と…

固形メディア論 002

「固形メディア」個人史その1 音楽というものが、持ち運べるという 最初の思い出は、8トラックだった。 今では知らない人も多いかもしれない。 カセットテープの前身のようなもので、 子どもの頃の記憶ながら、新書本より一回りか二回りくらい 大きかった…

固形メディア論 001

「固形メディアとは何か」その1 論を立てるにあたって、まず定義を確認したい。 固形メディアとは、どんなものか。 イメージとしては、本・雑誌・新聞、 あるいはCD・DVDといったものを想起する。 比較的流動性の低い(あるいはない)データが 「梱包」…

固形メディア論 はじめに

新カテゴリ「固形メディア論」を始める。 先日のブログにて、「自分勝手な造語」としたが、 Yahoo! で検索すると、KENWOODのプレスリリース(2008年10月28日)に ほぼ同等の表現があった。 もしかしたら、同じような表記は次々と出てくるかもしれない。 一応、…