花鳥風月記

流れる水に文字を書く

愚短想 番外編 カフェ・ド・ランブル@銀座

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場所を曖昧にしていたため、銀座界隈をしばらく歩くことになる。
おもちゃの博品館の近くにあった。
店内は、L字のカウンターのほか、丸テーブルが5つほど並ぶ。意外と小さい。

珈琲だけの店、のとおり、メニューに様々な種類が並ぶ。
なかには10年ものの豆があるようだが、苦味とコクの深いもの、と思い、
セレベス(トラジャ)を注文。ダブルで990円。まあ、勉強と思って。

カウンターでは、ドリップに顔を近づけながら、
丁寧に湯を淹れている。
出てきたカップからすれば、「池乃めだかカップのような錯覚。
きっと自分の体躯からすれば、そうなるかもしれない。

しかし、要望どおり、深く・濃く・苦い。それが嬉しい。
豆の味を最大限に出す、ということでややぬるめ。
丸テーブルの中心には、きっと灰皿だろうクボミがあり、
周りに店名が刻まれていた。

隣席には、時間におわれるOLさんがいたが、
おそらくここは、時間に追われず、しばし寛ぐ場所なのだと思う。

雑誌の撮影があり、「気にしないで下さい」と言われたので、
こちらも気にしないで撮影シーンを撮影した…。