花鳥風月記

流れる水に文字を書く

愚短想(71) 華麗なる形容詞三段論法

今日は、晩ごはんが食べられなかった。
夜9時以降の食事を止めよう、と思ってまだ一週間ほど。
かなりきわどい時間もあったが、自分で決めた(決めさせられたのもあるが)
ルールなので、しばらくは守ってみようと思う。

今まで、太る・痩せるという経験は、割と多い方だと思う。

最も痩せていた頃は、高校2年生のころ、身長が184センチで、
体重は68キロくらいだった。
その頃は「背高いね」と言われた。

当時、姉は、ケーキ屋に勤めていて、毎日のようにケーキを持って帰ってきた。
1日ケーキ3個というペースを守り、まず5キロ増。
そしてその頃から、晩酌も始めたので、体重増に拍車がかかる。
それから、受験勉強をしてから、運動不足になり、さらに5キロ増。
この頃は「大きいね」と言われる。

浪人時代は酒を断っていたが、やはり運動不足で、5キロ増。
※この言い方はおかしいが、後にも先にも酒を止めたのはこの1年だけ。

大学に入ってからは、何となく増えてきて、
社会人になって3年目くらいから、大台に乗った。
ここから今に至るまで「デカイ」と言われる。
「背が高い」⇒「大きい」⇒「デカイ」という形容詞は、実は語尾にこんな変化がある。
「ハート」⇒「。」⇒「!」この華麗なる三段論法は、なかなか得がたい経験でもある。

今更ながら容姿を気にしてもしかたないのだが、ちょっと健康面も心配なので、
無理のない範囲での「節制」を始めている。

一回、原因不明のジンマシンが出たときに、食事に気を遣ったら、
知らぬ間に8キロ減ったことがある。まあ、やり方次第か…。

度々あったことで、一句
「ジョギングを 始める初日に 雨が降り」