花鳥風月記

流れる水に文字を書く

愚短想 番外編 鶏人間コンテスト@新橋竜馬

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有楽町から新橋まで歩く。
線路沿いの道すがら、阿藤快とすれ違う。
ま、ラッキーともなんとも…。

竜馬に行くのは、今年はラストになるだろう。
カウンターには、若い兄ちゃんから、
いつの間にか壮年期の人に変わってた。

いつも通りのポテコンと焼き鳥。
焼き鳥の大きさは十二分であったにも関わらず、
壁の貼り紙が気になった。

新橋の飲み屋さん連合「ハート」で
毎月の食材の「お題」を出しているらしい。
で、12月は、「鶏」。

「若どりの唐あげ」の下に何が書いてあるか、分からない。
おまけに値段が400円なのか900円なのか…。
折角なので聞いてみた。

竜馬の店員さんは、見かけは無愛想だが、話を聞くと妙にはにかむ。
どうやら従来の竜田揚げとは違うことを書こうとしたらしい。
そして値段は400円。注文してみた。

やや大ぶりな鶏肉に、スパイシーな衣がついている。
ガーリック風味だろうか。2度揚げている。
身体が鶏肉で満たされて、店を出る。
開店直後の一番乗りだったので、まだ17時半だった。