花鳥風月記

流れる水に文字を書く

kotobuki2010

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寿[kotobuki]の旧正月ライブに行った際に購入。
25周年のアルバムで、エレクトリック・バンド時代のリメイクや
当時の音源も収録されている。

以前、といっても1996年だが、1週間程、沖縄を旅行した際に、
寿のエレクトリック・バンド時代のCDを探したことがある。
その時は見つからなかった。

そう考えると、世紀を超えた待望のCD、ということになる。
リメイクされた曲は、ある意味、安心して聴けた。
「金網の向こう側」は、イカ天の「アマバン博」のビデオを
いまだに残している。(Youtubeにもあるが…)
そこでは、エースコックのスーパーカップ並に増量されたナビィが出てるが(笑)、
リメイク版のそれは、あらゆる意味で力が抜けていて、良かった。

続いての「奇跡の詩」は、年齢を重ねたからこそ、心に響いてくると感じた。
「光」は、前回収録されたバージョンよりもアップテンポで気持ち良かった。

エストニアロックサマー91’の音源で収録された
「青空に囲まれた地球の頂点に立って」は、タイムスリップしたような感じを覚える。
この年、ソ連が世界地図から消えた。
バルト三国は、連邦からいち早く独立に動いていた。
そんなエネルギーが、このロックフェスにも充満しているような印象を受けた。

やはり、25年という時間を思い出すと、
人や国に関係なく、それぞれに大きな時代の流れがあるのだなあ、と
しみじみ思いながら聴いている。