花鳥風月記

流れる水に文字を書く

大嶋啓介 『てっぺん!の朝礼』

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数年前に、ここの朝礼をテレビの特集で見てから、気になっていた。
研修で使う本の購入で、9店ほど、本屋を駆けずり回り、
たまたま東京駅の丸善で、講演会がらみの大セールがあり、
買って読むことにした。
2年前に出て、12刷りなので、結構売れているのだろう。
テレビの力も強い。

あの朝礼のハイテンションは何なのか。
単なるモチベーションを上げるとか、洗脳ということではなく、
著者が身をもって積み上げた苦労と努力の結晶であった。
度々の壁に、とにかく足を使い、悩み、気付くということは
今後に大きな財産になる。
決して大きくない組織の、ヒラの人も、責任者の人にも
大いに参考になる。

勿論、客観的な見方も必要な箇所もあるかもしれないが、
先ずは、先入観に囚われず、突っ込んでみるのも、
得るものは多くあると見る。

書籍・DVD等、飲食業(居酒屋)を通して、
社会への還元を見据えているのは、
ある意味、外食産業が、日本の基幹産業への
新たな台頭と見ても良いかもしれない。
ただ、その大志からしてDVDは、ちょっと高め。

まあ、先ずはこの本から触発されるのが良いかもしれない。