花鳥風月記

流れる水に文字を書く

愚短想 番外編 長崎1日目その2

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「長崎さるく」という言葉を良く聞いた。
市内を歩いて回るコースが数多く設定されているようだ。
来年のNHK大河ドラマ坂本龍馬を扱うことから、
結構大々的な宣伝もあるようだ。
どの位歩けるか見当がつかなかったので、
とりあえず行けるとこまで行くことにする。
ホテルのある丸山町は、昔は花街らしく、
そこに「オランダ坂」があった。そこを歩いてから
思案橋方面、それから坂本龍馬の足跡をたどることにした。

天気が良すぎて、おまけに長崎は坂が多い。
最初に入ったアーケードの看板につられて、
「五色焼き」という鯛焼きのようなものを食べながら歩く。
五色はどうやら中身の餡のことで、今回は鯨カレーと白餡を買う。

歩く途中、坂に上るふもとにお寺が多く、その入口に書かれた含蓄ある内容を
読みながらひたすら歩く。
龍馬通りが見つかったが、通りは殆ど階段だった。
歩くのを飽きさせないために、いろいろな看板があった。
今年の8月に出来た「亀山社中記念館」に入る。
その後、風頭公園坂本龍馬像へとさらに上る。結構疲れる。
ここの龍馬像は迫力があり、亀山社中の旗が風に揺られながら、
長崎港を見下ろしていた。

ここにてっきり「龍馬のぶーつ」があると思ったら、
先ほど寄った亀山社中記念館の近くと分かり、引き返す。
ぶーつ像に着いたときには、夕方5時に近かった。
心地良い風が吹き上がる。

ちょうどベンチに横たわるように白いネコがやってくる。
近くにお住まいのおばあさんが威嚇するが、人馴れして、警戒感なし。
そのおばあさんと話をする。御歳88歳、とのこと。
もともと亀山社中跡に住んでいたらしく、
毎日わりとキツイ坂道を買い物に行っているとのことで、とても元気だった。
東京から来た、と話したら、東京は人が怖い(冷たい?)けど、
ことばはキレイよね、と話していた。

先ほどの坂本龍馬像の原型が近くの若宮稲荷神社にある、
とのことで、さらに歩を進める。
像自体は、1メートル位か。もとは記念館にあったものを移設したらしい。
若宮稲荷神社の境内を通って、眼鏡橋方面へと歩く。