花鳥風月記

流れる水に文字を書く

NHKなつかしのメロディ

以前も、同じようなものを観て、いろいろ感じたことがあったが、
ある種の「同窓会」のような感じがして、またもや観てしまった。
今回はいしだあゆみが13年ぶりに「ブルーライトヨコハマ」を歌う。
すっかり痩せてしまい、やや不安な感じもあったが、本人カラオケで43点?
と自虐的に言っていたが、なかなかしっかりと歌っていた。

紅白第一回出演の菅原都々子も出ていた。
「月がとっても青いから」で有名だが、80歳は超えているだろう。
MCの間じゅう、テーブルをつかみながら話していたので、
大丈夫かなあ、と思ったが、歌の出番では、シャキッと背を伸ばして歌う。
やはりプロだ。

ただ、時間は無残、といったものはどこにもあることで、
今回は、「キッスは目にして」のヴィーナスが、ピンクの電話になっていた。
フィンガーファイブの「学園天国」は落第。
「美しさ」で売っていた人は、やはり見るのがコワイ。
やはりガッカリもある。その意味で、もともとそうでない人は
いつみても安心できる。

また、五輪真弓が、ピアノの弾き語りでやっていた時は、
ふと、当時はシンガーソングライターの位置づけがまだまだで、
ひょっとしたら、こんなふうに歌ってみたかったのかなあ、と思った。
今でいうアンジェラ・アキみたいな感じで…というのが
積年の思いを感じたステージだった。

やはり懐メロは楽しい。
懐メロは、どうやらお盆の代名詞みたいなものだ。
もう8月も終わり。今月は本を読んでばかりで、なかなか映画に行けず。
とりあえず「エル・カンタンテ」(かなり無理な音楽つながり)ぐらいは、
なんとか観なければ…。
土曜の銀座、混むのかなあ…。