花鳥風月記

流れる水に文字を書く

愚短想(266) 金環日食 その2

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きっと朝は起きられないだろうと思っていたが、
意外にも起きられた。

7時20分過ぎだろうか、テレビでは、各地の日食を生中継して、
テレビを見る人間よりも興奮している。

7時半を過ぎる頃、各地の金環が露わになった。
東京も晴れ間ができ、多くの人が口を開けながら、
その姿に感を極めているようだった。

日食グラスは持っていなかったが、
意外にも、雲の切れ間でその円環を肉眼で見ることができた。

横尾忠則ツイッターにもあったが、
肉眼で見えた方が神々しい。
見えたのは、ほんの数秒で、
それからは直視できない陽光が目を刺した。

ダメもとで写真を撮ってみた。
確かに太陽は燦々としているが、下の部分に欠けたものが…。
おそらく「明けの明星(金星)」ではなかろうか…。

体調が優れず、それからは、ほぼ寝たきりだったが、
今日一日は、ひたすら金環日食

300年後まで、ごきげんよう