花鳥風月記

流れる水に文字を書く

高野寛 「虹の都へ」

京都精華大学で教員をやっているらしい。
そんな話題を職場でふってみたら、誰も知らない…。
それもそのはず、1990年発売…。もう23年前にもなる。
 
確かに、記憶として残るのは、大学生の時、
人生2回目のスキーに行った先で、しつこいように流れていた。
それ以来、スキーなぞやっていない…。
 
この曲は、トッド・ラングレンがアレンジしたことで有名。
どちらかというと、そっちの音楽から興味が湧いたのだが…。
唄い出しの「君とぼくは~」は、いかにも日本のフォークシーンに
囚われない、パーカッシブなメロディが印象的だった。
 
それにしても、高野寛も若いなあ、と。
PVの風景もどことなく90年代を醸し出している。
バブルが弾けつつも、まだ余裕のあった時代が
ありありと見える。
 
そうか、あれから20年以上、たったのだな…。