花鳥風月記

流れる水に文字を書く

愚短想 番外編 どん底@新宿三丁目

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新宿バルト9で映画を観る前に、付近を散策。
この界隈は、小さくても、色々と個性的な店が多い。
かねてから知っていた「どん底」を発見。
映画を観た後、入ってみる。

1951年創業で、三島由紀夫黒澤明が客としてきて、
元祖「どん底ハイ」を飲んでいた、とのこと。
記憶の中でも、どこか昭和の色合いが濃い場所のように思っていた。

入って見ると、こじんまりではあったが、それなりに機能的。
カウンターに座り、先ずはどん底ハイを注文。
氷を入れるアイスペールは何と、木製の風呂桶だった…。

どん底ハイというくらいだから、何か苦いのか、と思ったら、甘い。
なんというか、駄菓子屋を思い出すような感じの…。

アテは名物の自家製厚切りチャーシューを。
チャーシューというから、何枚かに切られたモノを想像したら、
ステーキのような一枚肉。やわらかくて、美味。

続いて、「ハバナクラブ7年」をダブルのロックで。
ハバナクラブ」も、他なら3年かもしれない。
7年は是非と思い、飲む。
原材料のサトウキビの甘さが感じられつつも、
ガッツリとアルコールが利く。40度ですから。
チェイサーをチビリチビリとしつつ、晩御飯のナポリタン。
ナポリタン党総裁としては、見逃すわけにはいかない。

お酒のアテなので、量はやや控えめ。
但し、アサリが入り、どことなく「ダシ」が利いている。
うーん、お洒落なナポリタン、と思った。

会計は、3,600円。良心的な金額であった。