花鳥風月記

流れる水に文字を書く

愚短想 番外編 昭和の片隅を探して@高田馬場 洋庖丁

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最近、youtubeで、高田馬場の古い街並みの動画を見た。
古いといっても、25年くらい前だが、それでも
ああ、懐かしい、という感じがした。

特に、栄通りは昔の方が文字通り栄えていた。
にぎやかな商店街の狭い路地に、
自動車が容赦なく通り過ぎていた。

あれから四半世紀。
高田馬場は、バブルやその崩壊以降も、
再開発の難を逃れていて、そこそこ古い街並みも残ってはいる。
しかし、地上げか何か分からないが、
度々の不審火で、古い家屋がなくなり、新しいビルが建っている。

そんなことを感傷的に思いながら、
古くからの店、洋庖丁に入る。
券売機の下の方にある、「カリージャワ焼肉ランチ」を注文する。
大盛で770円。手頃な値段だ。

カレールウがかかった、というのではなく、
カレーパウダーで焼肉をした、ということだった。
付け合わせのスパゲティもスパイシーなカレー味で、
塩分は過分に摂取しただろう。
それでも大盛ご飯との相性は良く、一気に食べられた。
付け合わせのみそ汁は、長時間温めているので、
もやしなんかもクタクタになって、味が染みていた。

確か予備校生の時も入ったことがあったかなあ、と思いながら、
店を後にする。