花鳥風月記

流れる水に文字を書く

愚短想 番外編 食事処 さか本@下高井戸

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昼から立て続けに映画を2本見て、
出てみたら17時前。遅い昼食をとる。

下高井戸は昔ながらの街並みもあり、
庶民的食堂もよく見かけた。
さか本もその中の一つのようである。

壁には長らく張っている手紙やポスター、
小学生が作った壁新聞が貼ってあった。
その記事を見ると、おすすめは「さか本丼」ということで
注文してみた。

記事はたどたどしい字で「カツ・海老・牛」がのるとあった。
まさにオールスターキャスト。900円。
それらが濃いめのつゆと卵でとじられていた。

出来立てのアツアツ。
この辺の高校生や大学生なら
避けては通れないだろう。

意外と広い店の雰囲気は昭和そのもの。
お店と一緒に年を重ねたお母さんは、
途中ブラウン管テレビを見ながらうつらうつら…。

静かに時が流れていった…。