花鳥風月記

流れる水に文字を書く

2008-09-02から1日間の記事一覧

伊坂幸太郎 『死神の精度』

「千葉」という死神が、1週間後に死を迎える予定の人物を調査するという 奇妙な設定から繰り広げられる短編小説。 6篇の小説は、読み進めるごとにつながりを持ってゆく。 最後の「死神対老女」はこの本の大団円、といったところ。 まあ、時間の設定がどこ…