花鳥風月記

流れる水に文字を書く

2009-01-13から1日間の記事一覧

筆致俳句 (3)

むちのいろ いろはいたずら かどでのひ 成人式が、何年か前から年ごとに変わるようになった。 朝、出勤途中にふと気づくと、毎年のようないでたち ―しかし、けっして同じ人ではない―で街中を闊歩していた。 むちとは、女性が首に巻くファーのえりまきの白(無…