花鳥風月記

流れる水に文字を書く

酒井俊 『満月の夕』 ―唄を聴けるほんとうの楽しみ

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酒井俊さんを知ったのは、TBSの金平茂紀メールマガジンでした。
※現在は『二十三時的』(スイッチ・パブリッシング)として刊行されています。
『四丁目の犬』という奇妙なタイトルのCDを買い求めました。
そのすべてが好きになりました。
特に『満月の夕』は最初はオリジナル曲かとも思うくらい、
心に響きました。※ソウル・フラワー・ユニオンの曲です。
さらに、職場の近くで直接唄を聴く機会があり、
さらにさらに、そのライブハウスが世界有数の狭さを誇る所で、
生楽器とマイクレスの歌声がこれでもか、といわんばかりに
攻めてきて、とても心地の良い空間でした。
以来、
ピアノとヴォーカルは良くありますが、
ギターとヴァイオリンとヴォーカル、
中にはウッドベースとヴォーカルといったものもありました。
驚くべきことに、それぞれの楽器は限りある音域を超えるような表現方法を持ち、
そして、酒井俊さんのヴォーカルは聴く度に新しい何かを感じるのです。
そんなわけで、かれこれ6年程、おっかけをしております。
最近は忙しく唄を聴きにいく時間がありませんでしたが、
5月のMANDA-LA2は行きたいなあ、と思っています。