花鳥風月記

流れる水に文字を書く

愚短想 番外編 ライフリー@高田馬場

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終業時刻後に、まるまる一つ仕事が残り、残業。
8時を回ったので、帰宅前に夕食を摂る。
2時半に食べた富士そばのカツ丼セットもりそばが予想以上に
腹にたまり、食欲はあまりなかった。
自分の胃袋が小さくなったことを感じる。
そういえば、大体の人から痩せたことを指摘される。
確かに頬肉が落ちている。
昔のスタッフからは「病気でもしたんですか」と
言われるくらい不自然なのか…。

なので、久しく行ってなかったオーガニックレストラン
Lifely(ライフリー)へ行く。
この店は、かつて早稲田セミナーで名を馳せた成川豊彦のお店。
成川豊彦といえば、資格試験予備校で大儲けをして、
とにかく歩く先々のスタッフに握手して回るという
パフォーマンスが印象的だった。
その後時代は流れ、今や早稲田セミナーは、大日本印刷グループに
買収され、ひところの勢いはなくなってしまった。
どうやらこの店は、成川氏が手放さなかったようだ。

以前行ったときは、カレーライスを食べたが、予想通りに物足りなかった。
今回は一人飯とあって、少し奮発しようと思った。
後にとんでもない「飛び道具」に出くわしたが…。

まずは「ライフリーディナー」を注文。
おかず(惣菜)を5種選べる。そこで、
①切り干し大根
②自家製おからのコロッケ
③いろいろなきのこのバターソテー ワイン風味
④豆腐とトマトのミルフィーユ仕立てチーズのせグラタン
⑤小松菜とくるみのおひたし  を選ぶ。
ご飯は黒米入りの胚芽米、そして味噌汁がつく。

中くらいの四角いお皿に、それぞれがお行儀良く載っていた。
切り干し大根が若干薄味に感じたが、総じて美味かった。
特に④はなかなかの逸品。

飲み物は、ドイツ製?のオーガニックビール。
ビンにはいろいろと注釈があったが、見ないで飲む。
最初の口当たりは軽い、というか薄く、底の方になって
コクが出てきた。恐らく沈殿しているのだろう。

そこで、メニューに目をやったら、
とても美味そうな芋焼酎があったので、注文。
鹿児島の芋焼酎・シモン芋焼酎「敬天」。
シモン芋は南米で栽培されている種らしい。
特製の焼酎で、ボトルは750mlで1本6,000円の仰天価格!
(お店では4,800円)

グラスでも750円。これはチャレンジ。
いつものとおりロックで飲む。
ひとくちでコニャックを飲んでいる錯覚に陥る。
度数は38度。たしかにコニャックだ。とても甘い。それも芋の甘さ。
いつも25度に慣れていた自分には強かった。
いやあ、不肖Y、初めて芋焼酎で脳幹を揺らされました。

フワーッとなりながら、もうどうでもいいや、という感覚になり、
さらに、一日一生サラダ(成川氏らしいネーミング)ハーフを注文。
デザートに有機チョコのムースも食す。

食後に読書をしながら、脳幹の収まり具合を確認して、会計。

高っけ。「天狗」なら2人で暴飲暴食できる金額だった。
やっぱりオーガニックレストランは、身体に優しく、財布に厳しい。