花鳥風月記

流れる水に文字を書く

愚短想 番外編 いづう@祇園

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鯖寿司が大好物であれば、この店は絶対にオススメ。
以前、行って「感動的な味わい」を経験。もう一度、と。

地図はいつも分からないが、祇園を少し歩くと必ず見つかる。
蕎麦屋と見紛(まが)うような質素な雰囲気だが、
その中にも敷居の高さを感じる。

夕方6時過ぎ、ひととおり客足が引いてきた時間なのかもしれない。
男性1名が黙々と食べ、残ったのをおみやにし、
親子連れか、親戚の二人組は、なんか景気のいいというか
おハイソな話をしながら食べている。
口々に「美味しい」を連発。

オーソドックスに「鯖寿司」を注文。
前回は食べかたを知らず、巻いていた昆布を
食べるのかどうか分からなかったが、
今回は、自信をもって食らいつく。

鯖の身の厚さ、脂の乗り、酢の利き方。すべてが素晴らしい。
一皿6切れで、2,200円。値段も素晴らしい。
昼を抜いて贅沢した甲斐があった。

店を出たら、何やら舞妓らしき姿。外国人カメラマン?と一緒。
何となく後をついて行ったが、途中で飽き、河原町三条まで歩く。
その道で、六曜社地下店店主のオクノ修さんとすれ違う。
ママチャリに乗って「ああ、」との反応。何か縁がある。

きっとこれから南禅寺近くで、仕込みをするのだろうなあ、と思った。