花鳥風月記

流れる水に文字を書く

筆致俳句 はじめに

年が改まり、新シリーズ「筆致俳句(ひっちはいく)」を始める。

勿論、ヒッチハイクをもじっている。
時代や事件にのっかって、やや川柳のような、それでいて、
なんとか俳句の世界に近づこうという試み。

勿論、五・七・五が基本だが、どうなるのか?
種田山頭火ばりに崩れるのか、わからない。
やっぱり「サラリーマン川柳」になるのかもしれない。
また、番外として短歌になる場合もあったりするかもしれない。

最近の話題でふと浮かんだので、こんな感じで書いてみる。


高校生 英語で授業 ルーマニア


先日、文部科学省の教育指導要領の改訂案で、高校の英語の授業を
英語で行うという方針が提案された。複雑な内容は日本語で説明するが、
聞く・話すが極端に弱い現状を変えるために文法重視よりも会話重視、
という考えらしい。現場での混乱は予想されるし、生徒にとっては、
「そんな『やぶからスティックに』いわれても…」ということなのかもしれない。
このままでは、英語の授業では、知ってる単語だけが飛び交い、
それこそみんなが「ルー大柴」になりかねない。
それはそれで頭のジム(体操)になりそうだが、
シープ・ヘッド・ドッグ・ミート(羊頭狗肉)になりそうだ。

のっけから六字で、季語はなし。
まあ、これからだな。