花鳥風月記

流れる水に文字を書く

愚短想(148) 鉄の胃、錆びる

発熱と下痢が収まらない。
冷血漢なので、常時34度ちょっとの体温が37度を超えた。
夜通しトイレに行くこと10数回。さすがに仕事は休みをとった。

病院へ行く。8時から受付。診察は9時から。
いつも病院は待つなあ、と痛いお腹をさすりながら順番を待つ。

診断は意外とあっさりしていてウィルス性?腸炎だろう、とのこと。
これは自分の免疫で治さなければならない、とのことで、
下痢が止まるまでは、食事ができない、とのこと。
薬を処方されたが、「ビオフェルミン」だった…。

まさか胃腸で医者にかかるとは思わなかった。
風邪をひいても食欲が落ちることのない貪欲な胃袋も、
今度ばかりはくたびれている。

昨年から、食べる量は気をつけていたが、
これからは、食べるモノを気をつけねばならないかもしれない。