花鳥風月記

流れる水に文字を書く

愚短想 番外編 玄流宗家 道玄@高田馬場

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ここ最近、高田馬場から会社に向う道すがら、
若いお兄ちゃんがラーメン屋の宣伝をしていた。
ただ、どこにあるのか分からなかったが、良く聞くと
「ピアノの看板があります」と。
え?と思い良く見ると確かに「ピアノ」の書かれた看板がある。
昔からあるピアノ専門店の隣に出来たようだ。

終業後、後輩と行く。少し暗くなったら、ライティングで、
わりと落ち着いた雰囲気になっていた。
確かに駅から近いが、場所にはちょっと恵まれていないか…。
お昼に見たお兄ちゃんとお母さんと娘さん?の3人で切り盛り。

昼間の限定メニューはいくつか貼り紙があったが、
夜はつけ麺のみらしい。
あっさりとこってりがあるらしいので、
今回はあっさりを注文。

「1日限定100食」という触れ込みが、今日の感じからすると
ブラフっぽい感じがしたが、後で調べたら、結構有名な人が作った店らしい。
ただ、西葛西の「ちゃぶや」にも感じた、顔を売っている人の店は、
えてして他の人が替わってやると、悲劇的なスケールダウンになる、
という不安があった。

やや、厨房の躍動感がない(広すぎるから?)気もしたが、
出来上がりは、すっきりとまとまった感じだった。
おから粉を混ぜ込んだ麺は、歯ごたえもあり、良い。
醤油ベースのつけ汁も、無化調がモットーなのか、
家庭的な優しい味を感じた。
割りスープで飲んでも、胃にもたれなかった。

島根県との関わりがあるのか、パンフの類が置いてあった。
ちょっといい感じのお店だが、果たして長らくもつのかが、
やはり気になる。次回はこってりでいこう。

ラーメンも食べたいが、もう少し涼しくなってから。
それまでは、何とかもってほしい。