花鳥風月記

流れる水に文字を書く

酒井俊@MANDA‐LA2

イメージ 1

イメージ 2

映画を観た後、吉祥寺へ。かねてから行きたいと思っていた
酒井俊のライブに行く。
当初、MANDA‐LA2とSOMETIMESを勘違いする
ワヤもしましたが、何とか到着。開演時間を知らずに行き、
1時間ほど待ってからのスタートとなりました。
今回は“Tiny Adventure with Strings”とあったように、
少し冒険的なステージでした。というより、今までと全く違っていました。
ドラムとギターの少々前衛的?というのでしょうかプログレのような要素も
取り入れ、しかし、今までのスタンダードナンバーを唄いあげていた。
最初はとまどいを感じたものの、興味深いステージでした。
途中、「かくれんぼの空」(これは原曲がヴィクトル・ハラの
「平和に生きる権利 EL DERECHO DE VIVIR EN PAZ」です)
でドラムのソロがあり、スリリングな展開でしたが、案外普通のドラムセットよりも
アジアの打楽器(例えば韓国のチャンゴ、ケンガリのようなもの)にしても面白いのでは、
と感じた。そういった意味では、チリからアジアへ不思議な音楽の融合、まさに
アドベンチャーな感じもした。
ギターはベース音が良く出ていて、一瞬スリーピースバンドの錯覚も覚えた。
最後は「満月の夕」で締めくくり。とても面白いステージでした。
次回6月21日も興味深いメンバー、とくに知る人ぞ知る旧ユーゴの国民的歌手
ヤドランカさんが出るので、また時間を作っていきたいなあ、と思いました。