花鳥風月記

流れる水に文字を書く

愚短想 番外編 忘れじの胃もたれ イマサ@新宿

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このお店も随分と長いような気がする。
まだ大学生の頃にも、京王線からJRに乗り換える地下道から見える
あの大きく取り囲むようなカウンターが記憶に残る。

駅の外、しょんべん横丁の近くにも、あったが、
今はもう、ないかもしれない。

大きな皿に、ソーセージやら何やらが、十字を切ったり何とかして
トッピングされていたが、今もそのようである。
しかし、当時と違うような印象もあり、入ってみる。

たまたま目にした排骨カレーを食べてみる。
出てきたスプーンは、やけに平べったい。
ああ、カレーは飲み物だなあ、と一瞬思った。
「二度揚げするので3分くらい時間がかかります」とのこと。

出てきた品は、皿というより丼に近い深さのあるものだった。
ご飯の上に千切りキャベツも載っていた。
先ず、揚げ物が脂っこすぎた。キツイ。
駄菓子のハムカツよりも、衣の油がキツイ。
しかし、なぜか「負けるもんか」と思い、
無理やりカレーを絡めて食べる。

意地の完食。程なく胃がもたれる。
ああ、なぜ残す、ということを知らないのか。
と同時に、そういえばいつもココで胃もたれしてたなあ、と思い出す。
人は進歩しない。