花鳥風月記

流れる水に文字を書く

愚短想 番外編 金麦カレー

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前日の晩ご飯のちゃんちゃん焼きにイチャモンをつけたら、
じゃ、明日はオマエが作れ、とのことで、久々にカレーを作らされた。

予算は3千円与えられたが、使ったのはその半分強。
そしてその半分を豚バラブロックに費やす。
じゃがいも、ニンジン、たまねぎの他、金麦を500缶3本買う。

カレールウは、姪っ子がいないので、久々に辛口。
そこには水1400cc、とあったので、測るのが面倒なので、
金麦を3本、(余る分は飲んで調整して)と考えた。

仕込は、ゆっくりと豚バラブロックや野菜を適当に切る。
鍋で食材を炒めた後、昨日の豚の煮込み汁と金麦を結果2本入れた。
ビール缶、または発泡酒の類は、商売上、水にこだわるから、
ヘタな水道水よりも良いだろう、ということと、肉が柔らかくなる、と思って投入。
さらにいうと、個人的には、壇ふみが好きではない。
年増のブリッコをカワイイ、などど思うことが、
人間として終わってしまうではないか。ま、これは蛇足だが…。

入れた途端、真っ白になる。これが灰汁なのか泡なのか分からないが、
とにかくおたまで掬って、捨てる。
すると、小麦色の水面が見える。ふわ~ん、とアルコールの匂いもしつつ、煮る。

カレールウを投入。味見をするとスパイシーというより、ほろにが。
少し甘味とコクが欲しいと思い、はちみつ投入。
後で母親に言われたが、はちみつを入れると水っぽくなるようだ。
しかし、味はぐっと良くなった。

食材の食感も良く、特に肉は、カナダ産であったが、国産並みの柔らかさになった。
ま、冒険も良いものだ。