花鳥風月記

流れる水に文字を書く

愚短想 番外編 珈琲舎 蔵@神保町

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久々で神保町で、コーヒーを飲むことにした。
いつもならミロンガに行くところだが、
紫煙を避けたいと思い、3年ぶりくらいで、「蔵」に行く。

この店は外観と内装のギャップが良い。
1階の日本料理屋の瓦屋根をあしらった、
やや古めの建物の急勾配の階段を上り、
大ぶりなドアを開けると別世界にたどり着く。
ムードある証明に、空間を広々と取ったレイアウト。
幅の広い落ち着きのあるカウンターと、
生花の瑞々しい匂いがあふれる大テーブル席。
椅子には、きれいに染め抜かれた「蔵」という字がある。

テーブル席に座り、濃いめのブレンドとチーズケーキを注文。千円。
えんじ色のおしぼりは、石鹸の匂いが気遣いを思わせたが、
雑菌臭がそれに勝って、きつかったのが、残念だった。

コーヒーは、濃いめを頼んだこともあって、ストロングスタイル。
チーズケーキは小ぶりながら、しっとりとした食感と
濃厚な味わいが良かった。

夕刻のしばし緩やかな時間を使って、しばし読書。