花鳥風月記

流れる水に文字を書く

節電の風景、節約の光景

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昨夜、Google person finderで探した友人だが、
京都に住む妹さんより電話が朝8時半にあった。
家族全員、避難所にいて無事、とのこと。
まずは、良かった…。
しかし、こういったときのネットの力は強い。

本日より、計画停電がある、とのニュースがあった。
幸い、自分のところは対象外であったものの、
節電はしなければならない。

電車も、部分的にしか動かない、ということ。
朝、横浜でJRが止まって、その流れが京急に殺到したこともあって、
京急はあっさりと、夕方の運行を止めてしまった。
事故を未然に防ぐにはやむを得ないかもしれないが、
いわゆる「帰宅難民」は大変な思いをするのだろう。

今日は、休みだったので、部屋の片づけをそこそこにして、
東京大丸まで買い物に行った。
やはり、液状化は簡単に直らないようで、バスは迂回ルートで西葛西へ。
駅では、節電のため、エスカレーターは休止。
構内も照明が半分に落とされていた。
また、自販機も、物資が足らないのか、販売中止となっていた。

昼過ぎの暖かい時間でもあったので、空調のない車内でも快適だった。
窓を開けて走っていた昔の地下鉄を思い出す。

東京駅では、半分くらいが営業をしていた。
キャラクターストリートはほとんどシャッターが下りていた。
大丸も、地下と1階のみ、18時まで営業。
買い物を終えて、神保町まで足をのばすか考えていたとき、
福島で震度4の地震、というアナウンス。
そのまま帰ることとした。
「帰宅難民」を防ぐためか、
あるいは、「計画停電」が本格的に実施されることを見越してか、
4時過ぎの電車だというのに、満員電車だった。
駅に降り立ち空を見ると、曇り空。

福島の原発が水素爆発、という事態もあり、
その被害が今ひとつ分からない。
しかし、20キロ以内の人には、雨にあたるな、という指示が出た以上、
これはマズイ、と思い、再びバスに乗って戻る。

スーパーによって、雨具を買う。
食糧の買いだめがあったようで、ほとんどの棚に商品がない。
勿論、追加輸送が滞っていることもあるだろうが、
その光景を見るだけでも、どことなく、空恐ろしい感がある。
節約にはエネルギーがいるものだな、と感じた。

コンビニによって、さらに大がかりな雨合羽を買う。
スーパーよりも、コンビニの方が若干、商品が充実していたような気がする。

明日は雨らしい、そして東北地方は冷え込むらしい。
次の「たたかい」が待っているような感じがした。