花鳥風月記

流れる水に文字を書く

愚短想 番外編 斑鳩@東京駅ラーメンストリート

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九段にあるという店に今までたどり着けなかったので、
斑鳩東京ラーメンストリートに出店することに興味があった。
昼間に山頭火カップめんを食べた後というのに、つい、行ってしまった。

ラーメンストリートは、最初の4店舗から、改装し、店舗数が増えた。
今やアミューズメント・スポットでもあるような…。
ほどほどのやり方で行かないと、いつかつまづきそうな危うさも感じる。
ま、改装後も、六厘舎は並んでいたが…。
斑鳩も客の入りが良い。
ほとんどの客が東京ラーメンを食べていた中で、
「3種のチーズまぜそば」を頼んだ。850円。

カウンターへと案内されるが、長テーブルに衝立を挟んで
向かい合うようなカウンターだった。
テーブル席にはティッシュが備え付けられていたが、
カウンターにはなかった。これは残念だった。

切子グラスのようなコップが良いなあ、と思いつつ、待つ。
幸か不幸か「向こう3軒両隣」が見える場所だったので、
東京ラーメンを見てみると、メンマが異様に太くて長いのが印象的だった。

先に生卵・お酢・にんにくチップが出てくる。
茹でたての麺に生卵を入れて和える。
コッテリとした感覚があるが、味が分からない。
にんにくチップとお酢を投入。
にんにくチップは、そんなに入れなくても十分効果があるので、注意。
お酢を多めに入れたら、味のエッジが立って美味かった。
やはり脂が強めなのか、意外とこってりした感じは、あとで胃もたれとなって現れた。
隣のご婦人は、残していたし…。

ちょっと、客の回転を意識しすぎてるかな、とも思った。
このままでは、リピーターは少ないだろう。
ま、ラーメンは一度食べてみたいが…。