花鳥風月記

流れる水に文字を書く

愚短想 番外編 バイキングの系譜@APA潮見駅前

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我が家の誕生日祝いは最近、バイキングになっている。
昨年、相当の気に入りようで、今回、またもやAPAホテル潮見駅前へ。
不景気な昨今、このホテルはますます強力な(強烈な?)攻めの姿勢の雰囲気。

積極的なメディア戦略の先には、キャラクターを前面に出した商品開発。
APA社長カレーはどことなく「北野インドカレー」を彷彿とさせたが、
実際食べてみると、相当に美味い。
社長のスパイスの効いたキャラクターと相俟って、
ちょっとしたお土産にウケるだろう。

広報誌を見たら、さらに社長の写真入りのミネラルウォーターもあるようだ。
こちらは「和製ハンガリーウォーター」とでもいうのだろうか。
やや暴走感が否めない。

さりとて、けっしてキワモノに走りすぎないのが、勝ち残るコツなのか。
バイキングは、昨年同様、しっかりとしたものであったし、
昨年以上の美味しさだった。
バイキングに参戦する上で、腹にたまるラーメン・カレーの炭水化物は
避けなければならないが、今回は快く味わった。

APAカレーコロッケのなかなかのもので、
創意工夫や様々な声を拾い上げているところが伺える。
これがいわゆるトップダウンのワンマン経営の利点なのだろう。

やってなさそうなことをやってみる
どんなことでも、手を抜かない
そんな姿勢が伺えた。

残念なのは、それが、伝わらせたいところに
伝わっていないことだろうか。

客もスタッフも、どちらかというと異郷の地での
「袖のふれあい」のようで…。
ま、それはホテルだから仕方ないのか。