花鳥風月記

流れる水に文字を書く

ゆめとうつつとつつのうた 酒井俊ライブ@高田馬場HOT HOUSE

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

毎年、誕生日近くに日程を合わせてもらい、
誕生日のお祝いをして頂いている。
HOT HOUSEに今年で10年、お邪魔していることとなる。
最初は、2001年の太田恵資さんと高木潤さんでのトリオだった。

今回は林栄一さんと関島岳郎さんでのトリオ。
10年前のストリングスとは対照的な
アルトサックスとチューバというホーンセクションでの一夜。
林栄一さんの演奏は初めてだったが、
超至近距離で心の琴線に触れる演奏は得難い思い出になった。

関島さんのリズムとメロディを縦横無尽に吹きまくるチューバも最高だった。
そんな最高な演奏を、歌を、
「はないちもんめ」でも簡単に勝負がついてしまうくらいの人数で聴けたのが
最高の贅沢だった。

アキさんからは、いつも以上に心と熱のこもった料理の数々、
そしてダイエットに気遣ってバースデイ・ケーキならぬ
バースデイ・ローストポークを頂いた。
キュウリの上に蝋燭が刺さっているのは、人生初、きっと世界初だろう(笑)。

そして酒井俊さんからは、東北の演奏ツアーのお土産として
鶏の燻製(やはり気遣って頂いて…)をごちそうになった。
アンコールでは、「ラブミーテンダー」を唄ってもらう。
昨年の拡声器での演奏ではなく、その場にあった掃除機の筒で
トランジスタな音効を醸し出してくれた。

目を閉じれば、そこに砂浜が浮かぶ、
夢と現(うつつ)の筒の歌だった。
帰り際には、お花も頂いた。
過分なお祝いにただただ、恐縮恐縮で…。
ありがとうございました。<(_ _)>