花鳥風月記

流れる水に文字を書く

愚短想 番外編 一坪物語 大坂屋@門前仲町

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仕事帰りのちょっとした時間に立ち寄る。
割と早めの時間ながら、席は満席に近い。
満席と言っても、カウンター正面と側面を入れて
10~12席くらいか。

常連さん(隣の人は40年くらい)が目立つ。
煮込みと焼酎。
ふと見上げると、先代と思しきモノクロの写真があった。
決して大きくはない鍋ですべての料理を賄っている。

本当に小さい空間ながら、脈々と続くのは
きっと常連さんが多いからだろう。
そして、先代の写真からは想像しにくい女将さんの
どことなく和やかな雰囲気も、
若い人も通い続けられるという循環になっているのかなあ、と。

最後は玉子を。
玉子を洗って鍋の中で茹で、頃合いをみて
半熟玉子が供される。

水戸黄門」のような美しきマンネリズムがそこにある。