花鳥風月記

流れる水に文字を書く

高石ともや 「死んだ男が残したものは」


高石友也 死んだ男の残したものは
高石ともやの「死んだ男が残したものは」
時々聴きたくなる。
それは、この季節に戦争というものに、
意識的に気づかされる機会が多いからだろうか。
 
以前、手に入れたCDはスタジオ録音バージョン。
今から見れば、充分な設備ではないものの、
聴き込むと、様々なイメージが沸いてくる。
 
どことなく、スメタナの「わが祖国」が
オーバーラップする。
これは以前、触れたかもしれない。
 
今回、音源としては、それよりも前の1967年のもの。
ギター一本の弾き語り。
途中の音のつっかえなどもありながらも、
やはり、歌詞の重みがある。
 
オリンピックの喧噪が過ぎて、
またこの季節が来る。