花鳥風月記

流れる水に文字を書く

筆致俳句 (41)

上流を とうりゃんせする 橋の下


某雑誌の連載中止によって、俄然、勢いづく。
勧善懲悪の構図のため、罵詈雑言を重ねても徹底的に叩く。
喝采を送る人間は、おそらく今ある上流、もしくは上流と思いこみたい中流
鉄槌が加えられることを望んでいるのだろうか。

どちらにとっても、「行きはよいよい、帰りはこわい」
となるような気がしてならないのだが…。